いけだ‐きかん【池田亀鑑】
[1896〜1956]国文学者。鳥取の生まれ。東大教授。平安文学、特に源氏物語の文献学的研究に業績がある。著「源氏物語大成」「伊勢物語に就きての研究」など。
おう‐かん【王鑑】
[1598〜1677]中国、清初の画家。字(あざな)は玄照・元照・円照。号は湘碧(しょうへき)・染香庵主。王世貞の孫。古画に学び、南宗画(なんしゅうが)系の山水画にすぐれた。四王呉惲(ごうん)の...
そうかん【宗鑑】
⇒山崎宗鑑(やまざきそうかん)
とくさん‐せんかん【徳山宣鑑】
[782〜865]中国、唐代の禅僧。姓は周氏。初め律や唯識を学んだが、のち禅を学び、その修行は、徳山の棒と称されるほど厳格であった。諡号、見性禅師。→臨済の喝徳山の棒
やまざき‐そうかん【山崎宗鑑】
室町後期の連歌師・俳人。近江(おうみ)の人。本名、志那弥三郎範重。将軍足利義尚に仕え、のち出家して山城国山崎に閑居したという。「新撰犬筑波集」の編者。荒木田守武とともに俳諧の祖とされる。生没年未詳。