はざま‐しげとみ【間重富】
[1756〜1816]江戸中期の天文・暦学者。大坂の人。号、長涯・耕雲。富裕な商人の出身。麻田剛立(あさだごうりゅう)の門人で、幕府の寛政改暦や観測器械の改良に尽力。長崎の沿海測量も行った。
まなべ‐あきかつ【間部詮勝】
[1802〜1884]江戸後期の大名。越前鯖江(さばえ)藩主。大老井伊直弼(なおすけ)に起用され、老中となり、日米修好通商条約の締結、将軍継嗣問題に当たった。のち井伊と対立して罷免された。
まなべ‐あきふさ【間部詮房】
[1667〜1720]江戸中期の側用人(そばようにん)。6代将軍徳川家宣の寵愛を受け、小姓から上野(こうずけ)高崎5万石の城主に昇進。新井白石とともに正徳の治を指導した。
まみや‐りんぞう【間宮林蔵】
[1780〜1844]江戸後期の探検家。常陸(ひたち)の人。名は倫宗(ともむね)。伊能忠敬らに測量術を学び、幕命により樺太(サハリン)を調査。さらに海峡を渡って黒竜江下流を探検し、樺太が島である...