セルシウス【Anders Celsius】
[1701〜1744]スウェーデンの物理学者・天文学者。ウプサラ天文台長。水の氷点と沸点の間を100分割する温度目盛りを提唱し、セ氏温度のもととなった。
セルバンテス【Miguel de Cervantes Saavedra】
[1547〜1616]スペインの小説家。奴隷生活・入獄など波瀾に富んだ生涯を送り、想像力と才知にあふれる作品を残した。小説「ドン=キホーテ」「模範小説集」、戯曲「幕間狂言」など。
せんげ‐もとまろ【千家元麿】
[1888〜1948]詩人。東京の生まれ。尊福(たかとみ)の子。武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)と交わり白樺派に属した。人間と自然への賛美を素朴にうたった人道主義的な詩人として知られる。詩...
そう‐が【曹娥】
[130〜143]中国、後漢の孝女。父の曹旰(そうかん)が洪水で溺れ死んだが遺体を発見できず、17日間泣きつづけ、ついにその川に身を投げた。のち、その川は曹娥江とよばれ、廟(びょう)が建てられた。
そのはち【薗八】
江戸中期の浄瑠璃太夫。薗八節の祖。宮古路豊後掾(みやこじぶんごのじょう)の門弟で、享保年間(1716〜1736)に京都で一流を始め、門下に2世薗八・春富士正伝の逸材を生んだ。宮古路薗八。生没年...
そ‐ぶ【蘇武】
[前140ころ〜前60]中国、前漢の武将。杜陵(とりょう)(陝西(せんせい)省)の人。字(あざな)は子卿(しけい)。匈奴(きょうど)に使節として行き、19年間抑留されたが、節を守りとおして帰国し...
ターナー【Joseph Mallord William Turner】
[1775〜1851]英国の画家。光と大気の表現に基づく、煙るような空間構成の風景画を制作。印象派に大きな影響を与えた。作「雨・蒸気・速力」など。
だいこくや‐こうだゆう【大黒屋光太夫】
[1751〜1828]江戸中期の船頭。伊勢の人。名は幸太夫とも書く。天明2年(1782)米を江戸に回漕(かいそう)中に暴風にあい、アリューシャン列島アムチトカ島に漂着。ロシアに10年間滞留し、エ...
だいばだった【提婆達多】
《(梵)Devadattaの音写》釈迦の従兄。釈迦の弟子となったが、のちに背き、阿闍世(あじゃせ)王をそそのかして師を殺害しようとして失敗。天授。 《「デーバダッタ」と読む》中勘助の小説。大...
ダーウィン【Charles Robert Darwin】
[1809〜1882]英国の博物学者。進化論を提唱。1831年から5年にわたりビーグル号の世界一周航海に加わり、動植物や地質を調査。1858年にA=R=ウォーレスと連名で進化論について発表。翌年...