いしはら‐ゆうじろう【石原裕次郎】
[1934〜1987]映画俳優・歌手。兵庫の生まれ。芥川賞作家石原慎太郎の弟。映画「太陽の季節」でデビュー。「狂った果実」「嵐を呼ぶ男」などで一躍スターとなる。歌手としても「銀座の恋の物語」など...
ウナムーノ【Miguel de Unamuno y Jugo】
[1864〜1936]スペインの思想家・小説家・詩人。人格の不滅を説いて思想界に強い影響を与えた。論文「生の悲劇的感情」、小説「霧」など。
おおしま‐なぎさ【大島渚】
[1932〜2013]映画監督。岡山の生まれ。「愛と希望の街」で監督デビュー。「青春残酷物語」で注目を集めた。その後、「日本の夜と霧」「儀式」など前衛的・政治的作品を連作し、「愛のコリーダ」「戦...
カルネ【Marcel Carné】
[1909〜1996]フランスの映画監督。ペシミズムを漂わせた作風で知られる。代表作「霧の波止場」「天井桟敷の人々」など。
かわい‐すいめい【河井酔茗】
[1874〜1965]詩人。本名、又平。大阪の生まれ。文庫派の中心として多くの後進を育成。詩集「無弦弓」「塔影」「霧」、随筆「酔茗詩話」、評論「明治代表詩人」など。
きた‐もりお【北杜夫】
[1927〜2011]小説家・精神科医。東京の生まれ。本名、斎藤宗吉。斎藤茂吉の次男。「夜と霧の隅で」で芥川賞受賞。船医の体験をユーモラスに描いた「どくとるマンボウ航海記」がベストセラーとなり、...
しいな‐まこと【椎名誠】
[1944〜 ]小説家。東京の生まれ。本姓、渡辺。「本の雑誌」を創刊、編集長を務め、同誌に掲載したエッセーをまとめた「さらば国分寺書店のオババ」がベストセラーとなる。「アド・バード」で日本SF大...
しょうくう【性空】
[910〜1007]平安中期の天台宗の僧。京都の人。36歳で出家し、霧島山や筑前の背振山で修行。播磨(はりま)の書写山に円教寺を開いた。書写上人。
すが‐あつこ【須賀敦子】
[1929〜1998]随筆家・翻訳家・イタリア文学者。兵庫の生まれ。イタリアに移住し、谷崎潤一郎や川端康成などの小説をイタリア語訳。帰国後はイタリア文学者として活躍し、タブッキやムナーリらの作品...
はらだ‐やすこ【原田康子】
[1928〜2009]小説家。東京の生まれ。本姓、佐々木。昭和31年(1956)刊行の「挽歌」がベストセラーとなる。平成15年(2003)「海霧」で吉川英治文学賞受賞。他に「蝋涙(ろうるい)」「...