くろこま‐の‐かつぞう【黒駒勝蔵】
[1832〜1871]江戸末期の侠客(きょうかく)。甲斐(かい)国黒駒(山梨県笛吹(ふえふき)市)の人。駿河の清水次郎長と抗争を繰り返した。
ケストラー【Arthur Koestler】
[1905〜1983]英国の小説家・ジャーナリスト。ハンガリーの生まれ。スペイン抑留時代の経験をもとにした「スペインの遺言」、ソ連の全体主義を批判した「真昼の暗黒」ほか、多くの政治小説を書いた。...
こばやし‐きゅうぞう【小林久三】
[1935〜2006]推理作家。茨城の生まれ。本名、久三(ひさみ)。映画プロデューサーを務めるかたわら小説を書き始め、足尾銅山鉱毒事件を舞台とした「暗黒告知」で江戸川乱歩賞を受賞。本格的な作家生...
コンラッド【Joseph Conrad】
[1857〜1924]英国の小説家。ポーランド生まれ。船員生活の体験の海洋小説のほか政治小説を発表。人間の倫理性の問題を追究した。作「ナーシサス号の黒人」「闇の奥」など。
さいとう‐さねもり【斎藤実盛】
[?〜1183]平安末期の武将。越前の人。保元の乱・平治の乱には源義朝に従って戦功があったが、義朝の戦死後は平宗盛・維盛に仕えた。のち、北陸で源義仲と戦って戦死。その際、老年を隠すために白髪を黒...
ザッキン【Ossip Zadkine】
[1890〜1967]フランスの彫刻家。ロシア生まれ。キュビスムや黒人彫刻の影響を受け、幻想的、表現主義的作風を示した。
しょうは【召波】
⇒黒柳召波(くろやなぎしょうは)
ジルソン【Étienne Gilson】
[1884〜1978]フランスの哲学者。中世哲学の価値を再評価し、中世暗黒時代観を訂正した。ネオ‐トミスムの思想家としても知られる。著「中世哲学の精神」「絵画と現実」など。
すうでん【崇伝】
[1569〜1633]江戸初期の臨済宗の僧。字(あざな)は以心。徳川家康に招かれて駿府(すんぷ)に金地院(こんちいん)を建て、政治外交に深くかかわり黒衣の宰相と称された。諡号は円照本光国師。著「...
デクラーク【Frederik W. de Klerk】
[1936〜2021]南アフリカ共和国の政治家。1989年に大統領に就任。民主改革路線をとってアパルトヘイト関係法の全廃を実現。1994年、黒人指導者マンデラの大統領就任とともに副大統領となる。...