いちぎょう【一行】
[683〜727]中国、唐代の僧。善無畏(ぜんむい)・金剛智に学び、密教の基礎をつくった。禅・律、また暦法に詳しかった。著「大日経疏」「大衍暦(だいえんれき)」など。一行阿闍梨(あじゃり)。大慧...
いっかん【一閑】
⇒飛来一閑(ひらいいっかん)
いっさ【一茶】
⇒小林一茶(こばやしいっさ)
いっしき【一色】
室町時代の守護大名。足利(あしかが)氏の一支族。足利泰氏の子の公深(こうしん)が三河国吉良庄一色に住んだことに始まる。その子の範氏(のりうじ)が足利尊氏に従って九州で戦い、のち四職(ししき)家の...
いっぺん【一遍】
[1239〜1289]鎌倉中期の僧。伊予の人。時宗(じしゅう)の開祖。法名は智真(ちしん)。延暦寺に入り、太宰府で法然の孫弟子聖達に浄土教を学ぶ。のち熊野に参籠(さんろう)、霊験により一遍と号し...