デモステネス【Dēmosthenēs】
[前384〜前322]古代ギリシャ、アテネの雄弁家。マケドニアの侵略を警告し、アテネの自由を守るよう説いた。マケドニアによるギリシャ統一後、親マケドニア派に追われて自殺。
フェイディアス【Pheidias】
古代ギリシャの彫刻家。前5世紀に活躍。パルテノン造営の総監督で、本尊「アテナ‐パルテノス」を制作。ほかにオリンピアの「ゼウス像」など。フィディアス。生没年未詳。
プラトン【Platōn】
[前427ころ〜前347]古代ギリシャの哲学者。ソクラテスの弟子。アテナイ郊外に学園(アカデメイア)を創設。現象界とイデア界、感性と理性、霊魂と肉体とを区別する二元論的認識論において、超越的なイ...
へいぜい‐てんのう【平城天皇】
[774〜824]第51代天皇。在位806〜809。桓武天皇の第1皇子。名は安殿(あて)。中央官制の縮小など政治の刷新に努めたが、病のため嵯峨天皇に譲位。のち、薬子(くすこ)の変で復位をはかった...
ペイシストラトス【Peisistratos】
[?〜前527]古代ギリシャ、アテネの僭主(せんしゅ)。二度追放されたが、復帰して政権を回復。小農民の保護、農業の奨励、商工業の発展に努め、都市国家アテネ繁栄の基礎を築いた。
ペリクレス【Periklēs】
[前495ころ〜前429]古代ギリシャ、アテネの政治家。諸改革を行って民主政治を完成し、ペリクレス時代とよばれる黄金時代を現出した。
ボエティウス【Anicius Manlius Severinus Boethius】
[480ころ〜524ころ]古代ローマ末期の哲学者。アテネに遊学し、プラトン・アリストテレスなどのギリシャ哲学をラテン語訳して中世に伝えた。また、キリスト教神学者・音楽理論家としても活躍。東ゴート...
メナンドロス【Menandros】
[前342ころ〜前291ころ]古代ギリシャの喜劇作家。アテネの市民生活を題材に、性格描写の巧みな風俗喜劇を100編ほど書いたが、現存するのは「気むずかし屋」など4編で、他は断片だけが伝わる。
メンチュ【Rigoberta Menchú】
[1959〜 ]グアテマラの女性の人権擁護運動家。マヤ系キチェ族の出身。先住民の人権保護で活躍。1992年ノーベル平和賞受賞。
よう‐きひ【楊貴妃】
[719〜756]《「貴妃」は女官の位の名》中国、唐の玄宗皇帝の妃。永楽(山西省)の人。初め玄宗の子寿王の妃。歌舞音曲に通じ、また聡明であったため、玄宗に召されて貴妃となり、寵を一身に集め、楊...