アリオスト【Ludovico Ariosto】
[1474〜1533]イタリアのルネサンス期の詩人。豊かな想像力と、スタイルの美しさで知られる。騎士物語詩「狂乱のオルランド」など。
アリストファネス【Aristophanēs】
[前257ころ〜前180ころ]アレクサンドリアの文献学者。ホメロス・エウリピデスなどの校訂をした。
アルゲダス【José María Arguedas】
[1911〜1969]ペルーの作家・文化人類学者。幼少期をケチュア系先住民と暮らし、長じて先住民復権運動を推進した。インディオの言語や視点を小説に反映させインディヘニスモ文学の新しい地平をひらい...
アルチンボルド【Giuseppe Arcimboldo】
[1527ごろ〜1593]イタリアの画家。ミラノ大聖堂のステンドグラス下絵職人を務めたのち、宮廷画家として長く活躍。物品や動植物を組み合わせて描く寄せ絵の肖像画で知られる。作「四季」「四大元素」など。
アルツィバーシェフ【Mikhail Petrovich Artsïbashev】
[1878〜1927]ロシアの小説家。帝政末期の近代主義的潮流の中で、虚無的で、性におぼれた人間を描いた。十月革命後ポーランドに亡命。作「サーニン」「最後の一線」。
アルフィエーリ【Vittorio Alfieri】
[1749〜1803]イタリアの劇作家。イタリア悲劇の創始者。作「サウル」「ミルラ」など。
アルベニス【Isaac Manuel Francisco Albéniz】
[1860〜1909]スペインの作曲家・ピアニスト。19世紀から興ったスペイン音楽の民族主義運動の代表者。ピアノ組曲「イベリア」など。
アルベルティ【Leon Battista Alberti】
[1404〜1472]イタリアの建築家。近世建築様式の創始者。詩人・哲学者・画家・音楽家としても有名。著に「家族論」「絵画論」など。
アンジェリコ【Fra Angelico】
[1387〜1455]イタリアの画家・僧侶。清らかな宗教画を描き、フィレンツェ派の代表者とされる。サンマルコ修道院の壁画を描いた。作「受胎告知」など。
あん‐せいこう【安世高】
[?〜170ころ]中国、漢代の僧。西アジアの安息国(パルティア)の王子であったが、出家して仏教を修め、中国に渡り、洛陽(らくよう)で経典の翻訳に従事した。