ハイドゥ【Khaidu】
[1235ころ〜1301]オゴタイ‐ハン国の君主。オゴタイの孫。1260年にフビライがモンゴル帝国のハン位を継承すると、これを不服として反乱を起こし、30年余りにわたって抗争、帝国の分裂を招いた...
はやし‐ほうこう【林鳳岡】
[1645〜1732]江戸中期の儒学者。江戸の人。鵝峰の次男。名は信篤。徳川家綱から吉宗までの5代の将軍に仕えた。林家学問所が湯島に移され、官学の学問所となったとき、大学頭(だいがくのかみ)に任...
ふじわら‐の‐あきひら【藤原明衡】
[989〜1066]平安中期の学者。文章博士(もんじょうはかせ)・大学頭(だいがくのかみ)を歴任。詩文に秀で、「本朝文粋」を編集。著「明衡往来(めいごうおうらい)」「新猿楽記」など。
ふじわら‐の‐みちなが【藤原道長】
[966〜1028]平安中期の公卿。兼家の五男。娘を次々と后に立て、外戚となって内覧・摂政・太政大臣を歴任、権勢を振るい、栄華をきわめた。晩年に出家し、法成寺を造営。関白になった事実はないが御堂...
ホリデー【Billie Holiday】
[1915〜1959]米国のジャズ歌手。本名、エリノラ=フェイガン(Eleonora Fagan)。1930年代に登場し、情感をこめた独自の歌唱スタイルで多くの名唱を残した。代表作は「奇妙な果実」。
みよし‐きよゆき【三善清行】
[847〜919]平安前期の漢学者。文章博士(もんじょうはかせ)兼大学頭(だいがくのかみ)。経史・詩文に通じ、上奏文の「革命勘文」「意見封事十二箇条」は有名。また、「延喜式」の編集に参加。著「藤...
むねちか【宗近】
平安中期の刀工。京都三条に住み、三条小鍛冶と称す。現存する有銘作品は少ないが、「三日月宗近」などにより、優美な太刀姿で知られる。また、「小狐丸(こぎつねまる)」の伝説は有名。生没年未詳。
メンツェル【Adolph von Menzel】
[1815〜1905]ドイツの画家。初め主に版画・挿絵を、のちに印象派の先駆と評される油絵を描いた。フリードリヒ大王時代の歴史や風俗を描いた作品が多いが、工場労働者を描いた「鉄工場」などでも知られる。
やました‐きよし【山下清】
[1922〜1971]画家。東京の生まれ。児童養護施設の八幡学園で貼り絵を始める。18歳のときに出奔、全国を放浪。数年後に戻るが、以降は旅をくり返す生活となる。優れた観察力と大胆な色づかいが高く...
やまもと‐ほくざん【山本北山】
[1752〜1812]江戸後期の儒学者。江戸の人。名は信有。初め古文辞学を修めたが、のち井上金峨に師事し、折衷学を提唱。経学(けいがく)・詩文にもすぐれた。著「孝経集説」「作詩志彀(さくししこう...