出典:gooニュース
藤原道長「我が世の春」支えた露骨な"脱税ほう助" 改革を目指した菅原道真は失脚の憂き目に
この「国司の不正システム」をもっとも活用したのが、あの藤原道長です。 藤原道長は、「摂関政治」で一時代を支配した藤原氏の象徴的な人物です。藤原氏は娘を天皇に嫁がせて、次期天皇の外祖父となり、摂政・関白という天皇を補佐する役職に就いて権力を握りました。 藤原氏の権力が絶頂のころ、国中の主な国司の任命権は藤原氏が握っていました。
藤原道長の栄華の裏には「謎の失火・病死」があった…「係長」だった平凡な男が最高権力者になれた理由
PRESIDENT Online 掲載 藤原道長は関白・兼家の五男として生まれ、若いころはなかなか出世できなかったという。そこからなぜ最高権力者になれたのか。歴史小説家の杉本苑子さんと永井路子さんの共著『ごめんあそばせ 独断日本史』(朝日文庫)より、2人の対談を紹介する――。
藤原道長の娘・彰子の登場で思い起こされる、『源氏物語』における親と子の運命と「娘」を介して生まれた女性同士の連帯感
大河ドラマ『光る君へ』においては、まひろや藤原道長の子供世代の物語がいよいよ動き出しそうである。とくに道長の娘である彰子が登場し、彼女の運命がまひろの今後に絡み始めることを視聴者は知っているのだが——それにしても親と子というのはこのドラマのひとつの大きなテーマである。紫式部の綴った『源氏物語』においても、親と子の運命というものは、大きく描かれている。
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