かき‐もんいん【嘉喜門院】
南北朝時代の歌人。後村上天皇の女御(にょうご)。長慶天皇と後亀山天皇の生母。琵琶(びわ)と和歌にすぐれる。家集「嘉喜門院集」。生没年未詳。
か‐とう【賈島】
[779〜843]中国、唐の詩人。范陽(河北省)の人。字(あざな)は浪仙。出家したが、韓愈(かんゆ)に詩才を認められて還俗(げんぞく)。五言律詩にすぐれる。「推敲(すいこう)」の故事で有名。著「...
さ‐し【左思】
[250ころ〜305ころ]中国、西晋の文人。臨淄(りんし)(山東省)の人。字(あざな)は太沖(たいちゅう)。構想10年で書きあげた「三都賦」の人気が洛陽の紙価を高めた故事で知られる。詩では詠史詩...
ファン‐ダイク【Anthony van Dyck】
[1599〜1641]フランドルの画家。ルーベンスに師事。のち、英国の宮廷画家となる。肖像画にすぐれる。バン=ダイク。
ホイッスラー【James Abbott McNeill Whistler】
[1834〜1903]米国の画家。主に英国で活躍。印象派と浮世絵版画の影響を受けつつ、淡彩の風景画・肖像画を多く描いた。エッチングにもすぐれる。ホイスラー。
まさつね【政常】
[1536〜1619]安土桃山・江戸初期の刀工。美濃の人。初名、兼常。相模守を受領し、政常と改名。尾州徳川家の家臣となった。短刀にすぐれる。