あかまつ‐よしのり【赤松義則】
[1358〜1427]南北朝・室町初期の武将。則祐の子。明徳の乱で山名氏追討に戦功をあげ、旧領美作(みまさか)を回復、播磨・備前と合わせて三国の守護職を兼ねた。また、侍所の所司となって四職(しし...
あしかが‐よしたね【足利義稙】
[1466〜1523]室町幕府第10代将軍。義視(よしみ)の子。延徳2年(1490)将軍となり、明応2年(1493)細川政元に追われたが、永正5年(1508)再び将軍となった。大永元年(1521...
あんねい‐てんのう【安寧天皇】
記紀で、第3代の天皇。綏靖(すいぜい)天皇の第1皇子。名は磯城津彦玉手看(しきつひこたまでみ)。皇居は片塩浮穴宮(かたしおのうきあなのみや)。
いしかわ‐たくぼく【石川啄木】
[1886〜1912]歌人・詩人。岩手の生まれ。本名、一(はじめ)。若くして「明星」に詩を発表し、与謝野鉄幹に師事。口語体3行書きの形式で生活を短歌に詠んだ。評論「時代閉塞の現状」、歌集「一握の...
いっしき【一色】
室町時代の守護大名。足利(あしかが)氏の一支族。足利泰氏の子の公深(こうしん)が三河国吉良庄一色に住んだことに始まる。その子の範氏(のりうじ)が足利尊氏に従って九州で戦い、のち四職(ししき)家の...
いとう‐けいいち【伊藤桂一】
[1917〜2016]小説家・詩人。三重の生まれ。中国での軍隊生活を生かした戦記ものを叙事詩的な手法で描く。「蛍の河」で直木賞受賞。他に「悲しき戦記」「静かなノモンハン」「月下の剣法者」など。芸...
いのうえ‐みつはる【井上光晴】
[1926〜1992]小説家・詩人。中国、旅順の生まれ。荒野(あれの)の父。被差別部落や在日朝鮮人、炭鉱の労働者などをテーマにした作品を多数発表。また、文学伝習所を開講して後進の育成にも尽力した...
えしき【兄磯城/兄師木】
大和国磯城の豪族。弟磯城(おとしき)の兄。神武東征の際、召しに応じないで殺されたと伝えられる。
エチェガライ【José Echegaray】
[1832〜1916]スペインの劇作家。数学者・経済学者・政治家としても活躍。1904年、ノーベル文学賞受賞。作「狂か聖か」「恐ろしきなかだち」など。
おかもと‐たろう【岡本太郎】
[1911〜1996]洋画家・彫刻家。神奈川の生まれ。一平・かの子の長男。パリで抽象芸術やシュールレアリスム運動など前衛運動に参加。昭和45年(1970)には、大阪万博に「太陽の塔」を制作。絵画...