エンデ【Michael Ende】
[1929〜1995]ドイツの児童文学者。父エドガーはシュールレアリスムの画家。時間泥棒から人々を救う少女を描いた「モモ」が、世界的ベストセラーとなる。文明批判を織りこみながら空想の世界をたくみ...
カレツキ【Michał Kalecki】
[1899〜1970]ポーランドの経済学者。景気理論・分配論の研究で知られる。「景気循環の巨視的動態論」では、マルクスの再生産論を土台にして、ケインズに先駆ける理論を展開した。著「経済変動の理論...
ミハイロフスキー【Nikolay Konstantinovich Mikhaylovskiy】
[1842〜1904]ロシアの思想家。ナロードニキ運動の代表的理論家として雑誌「祖国雑記」「ロシアの富」に多くの評論を執筆。著「進歩とは何か」など。
みふね‐としろう【三船敏郎】
[1920〜1997]俳優。中国、青島(チンタオ)の生まれ。黒沢明監督の「酔いどれ天使」に主演して、一躍スターとなる。以後、「羅生門(らしょうもん)」「七人の侍」「天国と地獄」など、黒沢作品に欠...
みぶち‐よしこ【三淵嘉子】
[1914〜1984]弁護士・判事。シンガポールの生まれ。昭和15年(1940)久米愛らとともに女性初の弁護士となる。昭和27年(1952)には初の女性判事になるなど、女性法曹の先駆者として活躍した。
みぶ‐の‐ただみね【壬生忠岑】
平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。古今集の撰者の一人。温和で機知に富む歌風で知られる。著「和歌体十種」、家集「忠岑集」。生没年未詳。
みまし【味摩之】
飛鳥(あすか)時代、日本に伎楽を伝えたとされる百済(くだら)の人。推古天皇20年(612)に渡来し、大和の桜井で少年たちに伎楽を教えたという。生没年未詳。
レールモントフ【Mikhail Yur'evich Lermontov】
[1814〜1841]ロシアの詩人・小説家。プーシキンの死を悼む詩「詩人の死」で名声を博す。以後、自由・行動への渇望、深い倦怠(けんたい)などをうたった。決闘により死亡。叙事詩「悪魔」、小説「現...
ロマノフ【Mihail Fyodorovich Romanov】
[1596〜1645]ロシア、ロマノフ朝の初代皇帝。イワン4世の甥の子。1613年ゼムスキーソボール(全国会議)によりツァーリ(皇帝)に選出され即位。農奴制を強化。
ロモノーソフ【Mikhail Vasil'evich Lomonosov】
[1711〜1765]ロシアの科学者・文学者。質量不滅の法則を発見するなど、広い分野で多くの業績がある。また、ロシア文語の先駆者で、作詩理論を発展させ、頌詩(しょうし)・詩劇などの作品も残した。