ようし【揚子】
揚雄(ようゆう)の尊称。
よう‐しゅ【楊朱】
中国、戦国時代の思想家。自己の欲望を満足させることが自然に従うものであるとする為我説を唱え、儒家・墨家に対抗した。その説は「列子」「荘子」などに断片的にみえる。生没年未詳。楊子。
よう‐しょうこん【楊尚昆】
[1907〜1998]中国の政治家。四川省出身。1926年中国共産党に入党。軍や党の要職を歴任し、1988年国家主席に就任。翌年に起こった天安門事件の鎮圧を指示。1992年国家主席・中央軍事委員...
よう‐しんねい【楊振寧】
[1922〜 ]中国の理論物理学者。安徽(あんき)省生まれ。渡米してフェルミに師事。1956年に李政道と共同で素粒子の弱い相互作用におけるパリティーの非保存の理論を提唱。理論が実証され、1957...
よう‐じ【楊時】
[1053〜1135]中国、北宋の儒学者。将楽(福建省)の人。字(あざな)は中立。亀山(きざん)先生と称する。程顥(ていこう)・程頤(ていい)に学び、その正統を継ぐ。朱熹(しゅき)の学の祖といわ...
ようせい‐てい【雍正帝】
[1678〜1735]中国、清の第5代皇帝。在位1722〜1735。諱(いみな)は胤禛(いんしん)、廟号(びょうごう)は世宗。康熙帝の第4子。綱紀の粛正、官制の改革、税制の安定を図り、皇帝独裁権...
ようぜい‐てんのう【陽成天皇】
[869〜949]第57代天皇。在位876〜884。清和天皇の第1皇子。名は貞明(さだあきら)。清和天皇の譲位により即位したが、乱行多く、関白藤原基経により廃された。
よう‐だい【姚鼐】
[1731〜1815]中国、清の文人。桐城(安徽(あんき)省)の人。字(あざな)は姫伝。号、惜抱(せきほう)。文を劉大櫆(りゆうだいかい)に学び、古文の桐城派を大成。考証と詞章によって義理を明ら...
よう‐だい【煬帝】
[569〜618]中国、隋の第2代皇帝。在位604〜618。姓は楊、名は広。文帝(楊堅)の第2子。煬は悪逆な皇帝を示す諡(おくりな)。兄を失脚させ、父を殺して即位。東都や大運河建設などの大土木工...
よう‐てい【葉挺】
[1896〜1946]中国の軍人。広東省恵陽県の人。北伐に軍功をたてたのち、南昌暴動・広東コミューンに参加。新四軍軍長となったが、皖南(かんなん)事件で国民党軍に捕らえられた。第二次大戦後釈放さ...