アンデルセン‐ネクセ【Martin Andersen Nexø】
[1869〜1954]デンマークの小説家。社会主義的作品が多い。作「勝利者ペレ」「人の子ディッタ」など。
オーピッツ【Martin Opitz】
[1597〜1639]ドイツの詩人・批評家。ドイツ語の純化に貢献し、ドイツ詩学の基礎を作った。著「ドイツ詩学の書」など。
マルティ【José Martí】
[1853〜1895]キューバの革命家・詩人。ラテンアメリカにおける近代詩の先駆者。独立運動を指導し、スペイン軍と戦って戦死。独立の父と称される。詩集「イスマエリーリョ」など。
マルティーニ【Simone Martini】
[1284ころ〜1344]イタリアの画家。ゴシック様式に優美な装飾性、情緒的な表現を加え、シエナ派の画風を確立。作「受胎告知」など。
マルトフ【L. Martov】
[1873〜1923]ロシアの革命家。本名、ユーリー=オシポビチ=ツェデルバウム(Yuliy Osipovich Tsederbaum)。レーニンとともにロシア社会民主労働党の設立に活躍。のち、...
まるばし‐ちゅうや【丸橋忠弥】
[?〜1651]江戸前期の浪人。出羽の人という。宝蔵院流の槍術にすぐれ、江戸に道場を開く。由井正雪と共謀して慶安の変を企てたが、事前に発覚して処刑された。 歌舞伎狂言「樟紀流花見幕張(くすの...
マルピーギ【Marcello Malpighi】
[1628〜1694]イタリアの解剖学者・医者。顕微鏡を使っての生物の微細構造の研究を創始し、毛細血管や腎小体、昆虫のマルピーギ管などを発見。植物の導管、蚕の変態、鶏の発生などの研究も行った。
マルブランシュ【Nicolas de Malebranche】
[1638〜1715]フランスの哲学者・神父。アウグスチヌス神学とデカルト哲学を結合、機会原因論を唱え、すべては、原形としての観念を神の中にもつと説いた。著「真理の探究」など。
まるや‐さいいち【丸谷才一】
[1925〜2012]小説家・英文学者。山形の生まれ。ジョイスの「ユリシーズ」の翻訳で注目される。「年の残り」で芥川賞受賞。他に「たった一人の反乱」「忠臣蔵とは何か」「樹影譚(じゅえいたん)」「...
まるやま‐おうきょ【円山応挙】
[1733〜1795]江戸中期の画家。円山派の祖。丹波の人。通称、主水(もんど)。初め石田幽汀に狩野派を学ぶ。のち眼鏡絵(めがねえ)の制作などを通して西洋画の透視図法を学ぶ一方で中国の写生画を研...