ふじわら‐さくへい【藤原咲平】
[1884〜1950]気象学者。長野の生まれ。中央気象台長。気象学の普及に貢献したほか、渦の研究で知られる。著「雲」「群渦」「日本気象学史」など。
ふじわら‐の‐かまたり【藤原鎌足】
[614〜669]古代の中央豪族。本姓は中臣(なかとみ)氏。藤原氏の祖。中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)(のちの天智天皇)らと大化の改新を断行、改新政府の重鎮となり、律令体制の基礎を築いた。臨...
ぶっとちょう【仏図澄】
[232〜348]中国、五胡十六国時代の西域の僧。中央アジアの庫車(クチャ)の人。晋の永嘉年間(307〜312)に洛陽に入り、種々の神秘を現して仏教を広め、多くの仏寺を建立。中国仏教の基礎をつく...
ぶ‐てい【武帝】
[前156〜前87]中国、前漢第7代の皇帝。在位、前141〜前87。廟号(びょうごう)、世宗。名は劉徹。高祖劉邦の曽孫。儒教を公認し、中央集権体制を強化。外征を行って領域を拡大し、東西交渉を盛...
ブハーリン【Nikolay Ivanovich Bukharin】
[1888〜1938]ソ連の政治家・経済学者。十月革命に参加。党中央委員、コミンテルン議長、「プラウダ」紙編集長として活躍。スターリンと対立して粛清された。
プルジェバリスキー【Nikolay Mikhaylovich Przheval'skiy】
[1839〜1888]ロシアの軍人・探検家・地理学者。ウスリーや中央アジアなどを探検し、動植物資料をも収集。ジュンガルでモウコノウマを発見。著「ウスリー紀行」など。プシバルスキー。
へいぜい‐てんのう【平城天皇】
[774〜824]第51代天皇。在位806〜809。桓武天皇の第1皇子。名は安殿(あて)。中央官制の縮小など政治の刷新に努めたが、病のため嵯峨天皇に譲位。のち、薬子(くすこ)の変で復位をはかった...
ヘディン【Sven Anders Hedin】
[1865〜1952]スウェーデンの地理学者・探検家。1893年以来、数回にわたって中央アジア・チベットを探検。楼蘭(ろうらん)遺跡やトランス‐ヒマラヤ山脈を発見し、ロブノールの周期移動を確認した。
ヘンリー【Patrick Henry】
[1736〜1799]米国独立革命の指導者。印紙条令の反対運動で知られ、「自由か、しからずんば死を与えよ」の演説で英本国との開戦を主張。独立後は、中央集権主義的合衆国憲法に反対する反フェデラリス...
ペリオ【Paul Pelliot】
[1878〜1945]フランスの東洋学者。1906〜1909年、中央アジアを踏査、敦煌(とんこう)の千仏洞から多数の文書・遺物を発見。著「敦煌千仏洞」。