あおき‐こんよう【青木昆陽】
[1698〜1769]江戸中期の蘭学者。江戸の人。初め伊藤東涯(いとうとうがい)に師事。甘藷(かんしょ)(サツマイモ)を救荒作物として普及に尽力し、甘藷先生とよばれた。著「和蘭文字略考」「蕃薯考...
アルゲダス【José María Arguedas】
[1911〜1969]ペルーの作家・文化人類学者。幼少期をケチュア系先住民と暮らし、長じて先住民復権運動を推進した。インディオの言語や視点を小説に反映させインディヘニスモ文学の新しい地平をひらい...
あん‐じん【按針】
磁石によって船の航路を決めること。また、その人。水先案内。按針手。 [補説]水先案内の意の「あんじ(行師)」の変化したものか。 ⇒三浦按針(みうらあんじん)
コリンズ【William Collins】
[1721〜1759]英国の詩人。ロマン主義の先駆的存在。不遇のうちに狂死。詩集「頌歌集」など。
コリンズ【William Wilkie Collins】
[1824〜1889]英国の小説家。英国探偵小説の先駆者。作「白衣の女」「月長石」など。
ごりゅう‐せんせい【五柳先生】
陶淵明(とうえんめい)の号。彼が自分のことを託して書いた「五柳先生伝」という文章に基づく。家の前に5本の柳があったところからの名という。
ジェロニモ【Geronimo】
[1829〜1909]アメリカ先住民、アパッチ族の指導者。先住地であるアリゾナ、ニューメキシコ地方に進出した白人に対して激しく抵抗したが、1886年に降伏。
せい‐そ【世祖】
1 ある王統の祖先。1世の祖先。 2 中国・朝鮮・ベトナムで、太祖・高祖・太宗などに次いで朝家の基礎を固めた皇帝の廟号。後漢の初代・光武帝(劉秀)、モンゴル帝国5代で元の初代・フビライ、清の3代...
ふなざき‐よしひこ【舟崎克彦】
[1945〜2015]児童文学作家。東京の生まれ。生物学者が空想世界で活躍する「ぽっぺん先生」シリーズで人気を得る。昭和49年(1974)「ぽっぺん先生と帰らずの沼」で赤い鳥文学賞受賞。他に「ピ...
みぶち‐よしこ【三淵嘉子】
[1914〜1984]弁護士・判事。シンガポールの生まれ。昭和15年(1940)久米愛らとともに女性初の弁護士となる。昭和27年(1952)には初の女性判事になるなど、女性法曹の先駆者として活躍した。