ティーク【Ludwig Tieck】
[1773〜1853]ドイツの小説家・劇作家。前期ロマン派の中心人物。詩・翻訳・評論でも活躍。風刺劇「長靴をはいた猫」、小説「フランツ=シュテルンバルトの遍歴」など。
はなと‐こばこ【花登筐】
[1928〜1983]放送作家・小説家。滋賀の生まれ。本名、善之助。劇団「笑いの王国」を主宰し、大村崑・芦屋雁之助(あしやがんのすけ)ら上方の喜劇俳優を育てた。テレビドラマに「番頭はんと丁稚(で...
はなやぎ‐しょうたろう【花柳章太郎】
[1894〜1965]新派俳優。東京の生まれ。本姓、青山。喜多村緑郎の門下。昭和14年(1939)新生新派を結成。第二次大戦後は劇団新派の統率者となり、新派の女方芸を完成させた。代表的な舞台に「...
バリー【James Matthew Barrie】
[1860〜1937]英国の劇作家・小説家。幻想と現実とを織り交ぜた、風刺・ユーモアに富む喜劇で知られる。戯曲「あっぱれクライトン」「ピーター=パン」など。
みなもと‐の‐よしつね【源義経】
[1159〜1189]平安末期・鎌倉初期の武将。義朝の九男。母は常盤(ときわ)御前。幼名、牛若丸。平治の乱後、鞍馬寺に入り、さらに奥州の藤原秀衡のもとに身を寄せた。兄頼朝の挙兵に応じて義仲を討...
ミラー【Arthur Miller】
[1915〜2005]米国の劇作家。現代社会に生きる人間の悲劇を描く。作「セールスマンの死」「るつぼ」など。
ワイルド【Oscar Wilde】
[1854〜1900]英国の詩人・劇作家・小説家。世紀末唯美主義文学の代表的作家で、芸術至上主義を唱えた。小説「ドリアン=グレイの肖像」、戯曲「サロメ」、童話集「幸福な王子」、回想録「獄中記」など。
ワグナー【Wilhelm Richard Wagner】
[1813〜1883]ドイツの作曲家。従来のアリア偏重のオペラに対し、音楽・演劇・詩の統一的な融合による総合芸術をめざして楽劇を創始。晩年、バイロイトに祝祭劇場を設立。作品に「タンホイザー」「ロ...
ワシレーフスカヤ【Vanda L'vovna Vasilevskaya】
[1905〜1964]ソ連の女流小説家。ポーランド生まれ。第二次大戦中ソ連に亡命。劇作家コルネイチュクの夫人。作「虹」「水の上の歌」など。
ワフタンゴフ【Evgeniy Bagrationovich Vakhtangov】
[1883〜1922]ロシア・ソ連の演出家。モスクワ芸術座に参加。革命後、スタニスラフスキーシステムの理論を守り、新時代の演劇創造に尽くした。