ミュラー【Paul Hermann Müller】
[1899〜1965]スイスの化学者。DDTに強い殺虫力があることを発見した。1948年ノーベル生理学医学賞受賞。
みよし‐とおる【三好徹】
[1931〜2021]小説家。東京の生まれ。本名、河上雄三。新聞記者を経て、社会派の推理小説やスパイ小説、時代小説などを精力的に執筆。「聖少女」で直木賞受賞。他に「風塵地帯」「チェ・ゲバラ伝」「...
みよし‐まなぶ【三好学】
[1862〜1939]植物学者。岐阜の生まれ。東大教授。ドイツに留学後、植物生理学・生態学を紹介。また、天然記念物の保護に尽力した。著「植物生態学」「日本植物景観」など。
ミラボー【Honoré Gabriel Riqueti Mirabeau】
[1749〜1791]フランスの政治家。1789年、三部会の第三身分代表となり、国民議会の成立に尽力。立憲君主制を主張、フランス革命初期の指導者となったが、革命の進展とともに市民の支持を失い、死...
みんちょう【明兆】
[1351ころ〜1431]室町初期の画僧。淡路の人。字(あざな)は吉山。号、破草鞋(はそうあい)。東福寺の殿司(でんす)となり、兆殿司ともよばれる。宋・元の画風を研究、肥痩(ひそう)のある墨線と...
ムハンマド‐アブドゥフ【Muḥammad ‘Abduh】
[1849〜1905]近代エジプトのイスラム改革思想家。アフガーニーの感化を受け民族主義運動に参加。合理主義的立場からイスラム改革に努力した。特にアズハル大学の機構・教育改革に貢献。
ムラビヨフ【Nikolay Nikolaevich Murav'yov-Amurskiy】
[1809〜1881]ロシアの軍人・政治家。1847年、東シベリア総督となり、アムール川地方を占領し、河口にニコライエフスク‐ナ‐アムーレを建設。また、1858年、清と愛琿(アイグン)条約を結ん...
むらやま‐ともよし【村山知義】
[1901〜1977]劇作家・演出家・小説家。東京の生まれ。前衛美術から演劇に転じ、プロレタリア演劇運動に参加。また新協劇団を結成、後進を育成した。戯曲「暴力団記」、小説「白夜」など。
メンデレーエフ【Dmitriy Ivanovich Mendeleev】
[1834〜1907]ロシアの化学者。1869年に元素の周期律を発見。既知の元素の原子量を訂正、未発見の元素の存在と性質を予告。また、ロシア産業の発展のために多方面で尽力。著「化学の原理」。
もう‐てん【蒙恬】
[?〜前210]中国、秦の将軍。前215年、30万の兵を率いてオルドスに匈奴(きょうど)を討ち、万里の長城建築にも協力して北辺防備に尽くしたが、始皇帝没後、李斯・趙高らの謀略にあい、自殺した。