つだ‐そうきゅう【津田宗及】
[?〜1591]安土桃山時代の豪商・茶人。堺の人。三十六人会合衆(えごうしゅう)の一人、天王寺屋津田宗達の子。号、幽更斎。茶を武野紹鴎(たけのじょうおう)に学び、千利休・今井宗久とともに三宗匠と...
なかじま‐さだお【中島貞夫】
[1934〜2023]映画監督。千葉の生まれ。やくざ映画を代表する監督。代表作「日本の首領(ドン)」シリーズ、「893(やくざ)愚連隊」「狂った野獣」など。
なかの‐こうじ【中野孝次】
[1925〜2004]独文学者・小説家・評論家。千葉の生まれ。「ブリューゲルへの旅」で日本エッセイストクラブ賞、「麦熟るる日に」で平林たい子文学賞、「ハラスのいた日々」で新田次郎文学賞、「暗殺者...
なかむら‐けんきち【中村憲吉】
[1889〜1934]歌人。広島の生まれ。伊藤左千夫に師事し、「アララギ」の同人として活躍。歌集「馬鈴薯(ばれいしょ)の花」(島木赤彦と共著)「林泉集」「しがらみ」「軽雷集」など。
なみき‐そうすけ【並木宗輔】
[1695〜1751]江戸中期の浄瑠璃作者。大坂の人。別名、宗助・千柳。西沢一風の弟子。僧であったが、還俗して豊竹座および竹本座で立作者として執筆。竹田出雲・三好松洛との合作が多く、浄瑠璃全盛期...
にしやま‐そういん【西山宗因】
[1605〜1682]江戸前期の連歌師・俳人。談林派の祖。肥後の人。名は豊一(とよかず)。別号、西翁・梅翁など。里村昌琢に連歌を学び、主家加藤侯没落後、大坂天満宮の連歌所宗匠となった。俳諧では自...
にちおう【日奥】
[1565〜1630]安土桃山・江戸初期の日蓮宗の僧。京都の人。不受不施派の祖。豊臣秀吉の千僧供養に応じず、のち徳川家康によって対馬に配流(はいる)。許されてのち妙覚寺に住した。
ハールーン‐アッラシード【Hārūn al-Rashīd】
[766?〜809]アッバース朝第5代のカリフ。在位786〜809年。王朝の全盛期を代表する君主。領土を拡大し、学芸を奨励。「千夜一夜物語」に登場。
ひがしやま‐ちえこ【東山千栄子】
[1890〜1980]女優。千葉の生まれ。本名、河野せん。築地小劇場・俳優座で活躍。「桜の園」の女主人公役などで好評を得た。
ピーセムスキー【Aleksey Feofilaktovich Pisemskiy】
[1821〜1881]ロシアの小説家・劇作家。地方貴族や官吏の腐敗堕落した生活を克明に描いた。小説「千人の農奴」など。