ポントピダン【Henrik Pontoppidan】
[1857〜1943]デンマークの小説家。自然主義の立場から社会の虚偽や偽善を描いた。1917年ノーベル文学賞受賞。作「約束の土地」「幸福なペール」など。
まえだ‐としいえ【前田利家】
[1538〜1599]安土桃山時代の武将。加賀藩主前田氏の祖。尾張の人。幼名、犬千代。織田信長に従い、各地で戦功をたてた。のち、豊臣秀吉に仕え、五大老の一人として、秀頼の後見を託された。
むらかみ‐げんぞう【村上元三】
[1910〜2006]小説家・劇作家。朝鮮の生まれ。戦後まもなく、佐々木小次郎をテーマにした小説を新聞に連載し、異色の時代小説作家として注目を集めた。「上総風土記(かずさふどき)」で直木賞受賞。...
めどるま‐しゅん【目取真俊】
[1960〜 ]小説家。沖縄の生まれ。本名、島袋正。沖縄で高校の国語教師を務めたのち文筆に専念。沖縄の風土と戦争を描き続け、評論も多い。「水滴」で芥川賞受賞。他に小説「魂込め(まぶいぐみ)」「虹...
メフメット【Mehmet】
(2世)[1432〜1481]オスマン帝国第7代スルターン。在位1451〜1481。コンスタンチノープルを攻略。東ローマ帝国を滅ぼし、征服王とよばれた。全アナトリア・バルカン半島を領土とし、黒...
もうり‐てるもと【毛利輝元】
[1553〜1625]安土桃山時代の武将。元就(もとなり)の孫。織田信長に反抗し、豊臣秀吉の攻撃を受けたが、本能寺の変によって和睦。のち、秀吉に仕えて五大老の一人となったが、関ヶ原の戦いで西軍に...
もくじき‐おうご【木食応其/木喰応其】
[1536〜1608]安土桃山時代の真言宗の僧。近江(おうみ)の人。字(あざな)は順良。初め武士であったが、高野山で出家し、木の実を食して肉・野菜・米穀を常用しない木食戒を修行。豊臣秀吉の高野山...
もちづき‐ぎょくせん【望月玉蟾】
[1693〜1755]江戸中期の画家。京都の人。名は重盛。通称、藤兵衛。望月派の祖。土佐光成・山口雪渓に師事。のち、中国画を範としてすぐれた水墨画・青緑山水画を描いた。
もり‐らんまる【森蘭丸】
[1565〜1582]安土桃山時代の武士。美濃の人。織田信長に小姓として仕え、本能寺の変で信長とともに戦死。
モーロア【André Maurois】
[1885〜1967]フランスの小説家・批評家。本名、エミール=エルゾーグ(Émile Herzog)。伝記文学・心理小説・歴史など、広範な分野で活躍した。伝記「バイロン伝」「ジョルジュ=サンド...