ふくなが‐たけひこ【福永武彦】
[1918〜1979]小説家。福岡の生まれ。加田伶太郎の筆名で推理小説も執筆。小説「風土」「海市」「死の島」など。
ふじえだ‐しずお【藤枝静男】
[1907〜1993]小説家。静岡の生まれ。本名、勝見次郎。戦後、眼科医のかたわら文筆生活に入る。志賀直哉に傾倒。現実と幻想を織り交ぜた私小説を書く。「空気頭」で芸術選奨。他に「欣求浄土(ごんぐ...
ふじもり‐えいいち【藤森栄一】
[1911〜1973]考古学者。長野の生まれ。諏訪中学卒業後、さまざまな職業に就きながら考古学を研究した。著「かもしかみち」「石器と土器の話」など。
ふじわら‐せいか【藤原惺窩】
[1561〜1619]安土桃山・江戸初期の儒学者。播磨(はりま)の人。冷泉(れいぜい)家の出身。名は粛。字(あざな)は斂夫。初め相国寺に入ったが、のち還俗(げんぞく)。朱子学を究め、門人から林羅...
フマーユーン【Muhammad Humāyūn】
[1508〜1556]インド、ムガル帝国第2代皇帝。在位1530〜1556。アクバル大帝の父。外征に失敗し、追われてペルシアに亡命。ペルシアの援軍を得て領土を奪回し、ムガル帝国を再興した。
フリードリヒ‐だいおう【フリードリヒ大王】
《Friedrich der Große》[1712〜1786]プロイセン王。在位1740〜1786。自らを「国家第一の下僕」と称した典型的な啓蒙専制君主で、行政改革・軍備拡張・教育、産業の育成...
ふるた‐おりべ【古田織部】
[1544〜1615]安土桃山時代の武将・茶人。美濃の人。名は重然(しげなり)。千利休に茶の湯を学び、徳川第2代将軍秀忠をはじめ諸大名にも伝授。大坂夏の陣のとき、豊臣家への内通を疑われて自刃。→...
ヘンリー【Henry】
英国王。 (2世)[1133〜1189]在位1154〜1189。プランタジネット朝の始祖。フランスに広大な土地を領有。行政裁判制度の確立などにより、イギリス封建王政の最盛期を築いた。
(7世...
ホイヘンス【Christiaan Huygens】
[1629〜1695]オランダの物理学者。望遠鏡を改良・自作し、土星の環を発見。振り子の力学を確立し、振り子時計を発明。光学で多くの業績があり、反射・屈折に関するホイヘンスの原理を発表し、光の波...
ほうじょう‐うじまさ【北条氏政】
[1538〜1590]戦国時代の武将。氏康の長男。武田信玄・上杉謙信の攻防に連携・対抗しながら領土を確保した。晩年、豊臣秀吉に小田原城を包囲され、敗れて自刃。