いしざわ‐まい【石沢麻依】
[1980〜 ]小説家。宮城の生まれ。令和3年(2021)、「貝に続く場所にて」で群像新人文学賞を受賞し作家デビュー。同作で第165回芥川賞を受賞した。
いのうえ‐しげよし【井上成美】
[1889〜1975]軍人。海軍大将。宮城の生まれ。軍務局長・第四艦隊司令長官・海軍次官などを歴任。日独伊三国同盟に反対、空軍を重視し大艦巨砲主義を批判。
阿川弘之による
の伝記小説。昭和6...
いわい‐しゅんじ【岩井俊二】
[1963〜 ]映画監督・映像作家。宮城の生まれ。プロモーションビデオの制作、テレビドラマの監督・脚本を経て映画監督となる。初の長編映画「Love Letter」は各種の映画賞を受賞、中国や韓国...
うめはら‐たけし【梅原猛】
[1925〜2019]哲学者。宮城の生まれ。法隆寺について論じた「隠された十字架」で毎日出版文化賞を受賞。日本古代史を幅広く論じ、多くの著作を残した。劇作家としても活躍し、原作を担当した「ヤマト...
おおいけ‐ただお【大池唯雄】
[1908〜1970]小説家。宮城の生まれ。本名、小池忠雄。「兜首(かぶとくび)」「秋田口の兄弟」で直木賞受賞。幕末や明治維新などを題材にした歴史小説を書いた。他に「おらんだ楽兵」「炎の時代」など。
おおうち‐せいらん【大内青巒】
[1845〜1918]仏教学者。宮城の生まれ。尚学舎などを創立し、曙新聞(あけぼのしんぶん)・明教新誌・江湖新聞を刊行。また、築地訓育院を設立し、社会事業にも尽力した。のち東洋大学長。
おおまえだ‐の‐えいごろう【大前田英五郎】
[1793〜1874]江戸末期の博徒(ばくと)。上野(こうずけ)国勢多郡宮城村大前田(現前橋市)の人。15歳で地元の博徒を殺して逃走。のちに名古屋を中心に勢力をもった。
おちあい‐なおぶみ【落合直文】
[1861〜1903]国文学者・歌人。宮城の生まれ。旧姓、鮎貝。号は萩之家(はぎのや)。長編新体詩「孝女白菊の歌」で世に知られた。短歌革新を唱えて「浅香(あさか)社」を結成。著「萩之家歌集」「こ...
くまがい‐たつや【熊谷達也】
[1958〜 ]小説家。宮城の生まれ。北海道・東北の厳しい風土や狩猟文化、民話に題材をとった作品を執筆する。「邂逅(かいこう)の森」で直木賞受賞。他に「ウエンカムイの爪」「漂泊の牙(きば)」「マ...
ささき‐ただし【佐々木直】
[1907〜1988]銀行家。宮城の生まれ。昭和44年(1969)日本銀行総裁に就任。ニクソンショックによる変動相場制への移行や、第一次オイルショック後の狂乱物価などへの対応を行った。