あさくら‐ふみお【朝倉文夫】
[1883〜1964]彫刻家。大分の生まれ。官展で活躍。写実主義の作品をつくる。文化勲章受章。
アルプ【Hans Arp】
[1887〜1966]ドイツからフランスに帰化した彫刻家・画家・詩人。簡潔な曲線を用いた有機体を思わせる具体美術(アールコンクレ)を作り出した。ジャン=アルプ。
アーキペンコ【Alexander Archipenko】
[1887〜1964]米国の彫刻家。ロシア生まれ。アクリル・ブリキ・ガラスなど、さまざまな材料を用いて、彫刻におけるモダニズム運動を展開。
イサム‐ノグチ【Isamu Noguchi】
[1904〜1988]日系米国人の彫刻家。詩人の野口米次郎と米国女性の子。パリでブランクーシに師事。金属や石・木を用いた抽象彫刻や建築装飾・家具設計などに幅広く活躍。
いしい‐つるぞう【石井鶴三】
[1887〜1973]彫刻家・洋画家・版画家。東京の生まれ。柏亭は兄。堅実な作風で知られ、新聞小説の挿絵も描く。日本版画協会会長。芸術院会員。
いしかわ‐こうめい【石川光明】
[1852〜1913]彫刻家。東京の生まれ。明治初期に流行した牙彫(げちょう)の第一人者。帝室技芸員。
ウードン【Jean-Antoine Houdon】
[1741〜1828]フランスの彫刻家。端正な形式美と性格描写とによる肖像彫刻の傑作を残した。
エプスタイン【Jacob Epstein】
[1880〜1959]英国の彫刻家。ニューヨークの生まれ。パリでロダンに師事したのち、ロンドンに定住。古代エジプト彫刻の影響を受けた力強い作品を残した。
おかもと‐たろう【岡本太郎】
[1911〜1996]洋画家・彫刻家。神奈川の生まれ。一平・かの子の長男。パリで抽象芸術やシュールレアリスム運動など前衛運動に参加。昭和45年(1970)には、大阪万博に「太陽の塔」を制作。絵画...
おぎわら‐もりえ【荻原守衛】
[1879〜1910]彫刻家。長野の生まれ。号は碌山(ろくざん)。小山正太郎に油絵を学び、のち渡仏して彫刻に転向。作風はロダンの内的生命力の表現に負うところが多く、近代彫刻の幕を開いた。遺作は郷...