アンデルセン【Hans Christian Andersen】
[1805〜1875]デンマークの童話作家・小説家・詩人。創作童話で世界的に有名。小説「即興詩人」「絵のない絵本」、童話「親指姫」「マッチ売りの少女」など。デンマーク語名アナセン。
あんどう‐こう【安藤幸】
[1878〜1963]女流バイオリニスト。東京の生まれ。幸田露伴の妹。ドイツに留学、ヨアヒムに師事。明治末から昭和初期にかけて洋楽指導に貢献した。
ウォルポール【Robert Walpole】
[1676〜1745]英国の政治家。ホイッグ党の指導者。ジョージ1世時代の1721年、史上初の責任内閣の首相となり、1742年に引退するまで平和外交の推進、財政の健全化に尽力。
うつのみや‐さぶろう【宇都宮三郎】
[1834〜1902]明治初期の化学技術者。尾張の人。日本ではじめてセメント製造に成功。炭酸ソーダや耐火れんがの製造、醸造法改良なども指導。
おおくぼ‐としみち【大久保利通】
[1830〜1878]政治家。薩摩(さつま)藩出身。討幕派の中心人物で、薩長同盟の推進者。版籍奉還・廃藩置県を敢行し、西郷隆盛らの征韓論に反対。参議・大蔵卿(おおくらきょう)・内務卿を歴任、明治...
おおくら‐ながつね【大蔵永常】
[1768〜?]江戸後期の農学者。豊後(ぶんご)の人。通称、徳兵衛。農業技術の指導と進歩に貢献した。著「農具便利論」「農家益」「広益国産考」など。
おおむら‐ますじろう【大村益次郎】
[1825〜1869]幕末の兵法家。周防(すおう)の人。初め村田蔵六と名乗った。戊辰(ぼしん)戦争にすぐれた軍事指揮を執った。日本の兵制の近代化に尽力したが、反対派浪士に襲われて死亡。
おおやま‐いくお【大山郁夫】
[1880〜1955]社会運動家。兵庫の生まれ。大正7年(1918)吉野作造らの黎明会(れいめいかい)に参加。翌年、長谷川如是閑らと「我等」を創刊。無産運動を指導、労働農民党委員長となる。第二次...
おぐら‐まさつね【小倉正恒】
[1875〜1961]実業家・政治家。石川の生まれ。内務官僚から転身して住友本社総理事。戦時体制下の財界を指導した。第三次近衛内閣蔵相。
オーエン【Robert Owen】
[1771〜1858]英国の社会主義者。紡績業者として成功したのち米国インディアナ州で共産主義的協同村建設を試みたが失敗。帰国後は協同組合運動・労働運動を指導した。空想的社会主義の代表者とされる...