あかぞめ‐あきこ【赤染晶子】
[1974〜2017]小説家。京都の生まれ。平成16年(2004)「初子さん」で文学界新人賞を受賞し作家デビュー。「乙女の密告」で芥川賞受賞。
あかまつ‐かつまろ【赤松克麿】
[1894〜1955]社会運動家。山口の生まれ。東大在学中、新人会を創立。日本共産党創立に参加。弾圧にあい転向。社会民衆党書記長となるが、国家社会主義に転じ、のち大政翼賛会企画部長。
あきやま‐しゅん【秋山駿】
[1930〜2013]評論家。東京の生まれ。「内向の世代」を代表する文芸評論家として、人間の内面を凝視する評論で知られる。報知新聞社に在職中の昭和35年(1960)、評論「小林秀雄」で群像新人文...
あさひな‐あき【朝比奈秋】
[1981〜 ]医師・小説家。京都の生まれ。医師として勤務しながら小説を執筆。令和3年(2021)「塩の道」で林芙美子文学賞を受賞し、小説家デビュー。「植物少女」で三島賞を、「あなたの燃える左手...
あゆかわ‐てつや【鮎川哲也】
[1919〜2002]推理作家。東京の生まれ。本名、中川透。本名のほか那珂川(なかがわ)透などの名義で作品を発表。昭和31年(1956)「黒いトランク」から現筆名を使用する。他に「黒い白鳥」「憎...
あらい‐もとこ【新井素子】
[1960〜 ]小説家。東京の生まれ。本姓、手嶋。高校在学中に「あたしの中の…」で第1回奇想天外SF新人賞に佳作入選し作家デビュー。女学生の話し言葉を取り入れた独特の文体で注目される。「チグリス...
いしい‐ゆうか【石井遊佳】
[1963〜 ]小説家。大阪の生まれ。インドで日本語教師として勤務する傍ら執筆活動を行い、「百年泥(ひゃくねんどろ)」で新潮新人賞を受賞し作家デビュー。同作で、第158回芥川賞受賞。
いしざわ‐まい【石沢麻依】
[1980〜 ]小説家。宮城の生まれ。令和3年(2021)、「貝に続く場所にて」で群像新人文学賞を受賞し作家デビュー。同作で第165回芥川賞を受賞した。
いちかわ‐さおう【市川沙央】
[1979〜 ]小説家。令和5年(2023)「ハンチバック」で文学界新人賞を受賞して小説家デビュー。同作で第169回芥川賞を受賞した。
いちほ‐みち【一穂ミチ】
[1978〜 ]小説家。大阪の生まれ。平成19年(2007)「雪よ林檎の香のごとく」が雑誌に掲載されて小説家デビュー。「スモールワールズ」で吉川英治文学新人賞を受賞。「ツミデミック」で第171回...