アルキメデス【Archimēdēs】
[前287ころ〜前212ころ]古代ギリシャの数学者・物理学者。積分法の先駆となる放物線・円・球などの求積法、アルキメデスの原理の発見、揚水器の発明、てこ・重心の原理の解明など多方面にわたって活躍。
いしい‐はくてい【石井柏亭】
[1882〜1958]洋画家。東京の生まれ。本名、満吉。父石井鼎湖(ていこ)に日本画を、浅井忠に洋画を学ぶ。明治末期には同志数名と近代版画運動の先駆となった「方寸」を創刊。二科会・一水会を創立。...
いしかわ‐まさもち【石川雅望】
[1754〜1830]江戸後期の狂歌師・国学者。江戸の人。号、宿屋飯盛(やどやのめしもり)。石川豊信の子で、家業は宿屋。狂歌を四方赤良(よものあから)に学ぶ。和漢の学に通じ、著書に「しみのすみか...
イシドルス【Isidorus Hispalensis】
[560ころ〜636]スペイン、セビリアの大司教。カルタヘナの生まれ。西方教会最後の教父といわれる。神学・歴史・文学・科学に通じ、学芸を指導。スペインのキリスト教化にも大いに貢献。著「語源論」は...
いしはら‐しのぶ【石原忍】
[1879〜1963]医学者。東京の生まれ。東大教授。眼科学に関する研究に専念。「色覚検査表」を作製。著「近世眼科処方集」。
いとう‐げんぼく【伊東玄朴】
[1801〜1871]江戸末期の蘭方医。肥前の人。シーボルトに師事し、江戸に出て開業。牛痘苗による接種に成功し、同志とともに種痘所を開設。のち幕府の奥医師。
ウェスリー【John Wesley】
[1703〜1791]英国の神学者・伝道者。メソジスト教会の創始者。その伝道方法、信仰上の主張がイギリス国教会から認められず、独自のメソジスト運動を展開。著「キリスト者の完全」「信仰日誌」。ウェ...
うえすぎ‐ぜんしゅう【上杉禅秀】
[?〜1417]室町前期の武将。関東管領。本名、氏憲(うじのり)。禅秀は法名。応永23年(1416)鎌倉公方(くぼう)足利持氏(あしかがもちうじ)にそむき、敗れて自殺(上杉禅秀の乱)。
うめわか‐ろくろう【梅若六郎】
[1907〜1979]能楽師。シテ方観世流。東京の生まれ。2世梅若実の長男。梅若能楽学院を主宰した。
うらがみ‐ぎょくどう【浦上玉堂】
[1745〜1820]江戸中期の南画家。姓は紀、名は弼(たすく)。字(あざな)は君輔。備前池田家の支藩鴨方(かもがた)家に仕えたが、江戸に出て、詩や琴、絵を学ぶ。のちに脱藩して、各地を遊歴した。...