すずき‐あきら【鈴木章】
[1930〜 ]化学者。北海道の生まれ。有機化合物の合成で、根岸英一が開発した根岸カップリング反応に改良を加え、ホウ素を用いる鈴木カップリング反応を開発した。平成22年(2010)、ヘック・根岸...
なかじま‐きょうこ【中島京子】
[1964〜 ]小説家。東京の生まれ。出版社勤務、フリーライターなどを経て「FUTON」で作家デビュー。「小さいおうち」で直木賞受賞。他に「イトウの恋」「女中譚(たん)」など。
ねぎし‐えいいち【根岸英一】
[1935〜2021]化学者。満州の生まれ。有機化合物の合成で、リチャード=ヘックが確立したヘック反応をクロスカップリング反応に応用した根岸カップリングを開発した。平成22年(2010)、ヘック...
やまむら‐ぼちょう【山村暮鳥】
[1884〜1924]詩人。群馬の生まれ。本名、土田八九十(つちだはくじゅう)。初期の前衛的な詩風から、晩年は平易な表現の人道主義的作風に至った。詩集「三人の処女」「聖三稜玻璃(せいさんりょうは...
やまもと‐けんいち【山本兼一】
[1956〜2014]小説家。京都の生まれ。出版社勤務などを経て作家活動に入る。時代小説「利休にたずねよ」で直木賞受賞。他に「火天(かてん)の城」「千両花嫁 とびきり屋見立て帖」など。
やまもと‐しゅうごろう【山本周五郎】
[1903〜1967]小説家。山梨の生まれ。本名、清水三十六(しみずさとむ)。「日本婦道記」で直木賞に選ばれたが辞退。封建武士や庶民の心理・哀歓を掘り下げて描く。作「樅(もみ)ノ木は残った」「青...
やまもと‐ふみお【山本文緒】
[1962〜2021]小説家。神奈川の生まれ。ジュニア小説を中心に執筆活動に入るが、その後一般文芸に転向。割り切れない人間の心理を巧みに描く恋愛小説を意欲的に発表する。「プラナリア」で直木賞受賞...
やまもと‐やすえ【山本安英】
[1902〜1993]女優。東京の生まれ。本名、千代。築地小劇場・新築地劇団に参加、のち「ぶどうの会」を主宰。木下順二作「夕鶴」のつう役を1000回以上も演じた。
よどや【淀屋】
江戸前期の大坂の豪商。材木商を営み、中之島を開拓。諸藩の蔵元をつとめて財をなした。5代目辰五郎の時、驕奢(きょうしゃ)のかどにより闕所(けっしょ)所払いに処された。
レオナルド‐ダ‐ビンチ【Leonardo da Vinci】
[1452〜1519]イタリアの芸術家・科学者。ルネサンス期の芸術・自然科学の万能的な先覚者で、解剖学・土木工学など広い分野にわたる膨大な数の手稿・スケッチ・素描があり、特に絵画・建築・彫刻にお...