ヒンデミット【Paul Hindemith】
[1895〜1963]ドイツの作曲家。無調性対位法などの手法により、後期ロマン派から脱却した作風を開いた。また、やさしい実用音楽を主張。交響曲「画家マティス」など。
ファリャ【Manuel de Falla】
[1876〜1946]スペインの作曲家。民俗音楽を基調とした印象主義的作風から、後年新古典主義の方向に進んだ。作品にバレエ音楽「恋は魔術師」「三角帽子」など。
ふじわら‐の‐あきひら【藤原明衡】
[989〜1066]平安中期の学者。文章博士(もんじょうはかせ)・大学頭(だいがくのかみ)を歴任。詩文に秀で、「本朝文粋」を編集。著「明衡往来(めいごうおうらい)」「新猿楽記」など。
ぶってつ【仏哲】
林邑(りんゆう)国(ベトナム)出身の僧。天平8年(736)インドの婆羅門(バラモン)僧正(菩提僊那(ぼだいせんな))とともに唐を経て来日、大和国大安寺に住した。林邑楽を伝えたという。生没年未詳。
ブリトゥン【Benjamin Britten】
[1913〜1976]英国の作曲家。英国音楽の伝統に立脚しつつ、新鮮な息吹をもつ曲を作った。作品に、オペラ「ピーター=グライムス」、「戦争レクイエム」など。ブリテン。
プロコフィエフ【Sergey Sergeevich Prokof'ev】
[1891〜1953]ソ連の作曲家・ピアノ奏者・指揮者。ロシア革命後アメリカへ亡命、のち帰国。大衆性をもつ曲が多い。作品に、音楽物語「ピーターと狼」、オペラ「戦争と平和」など。
ベルク【Alban Berg】
[1885〜1935]オーストリアの作曲家。シェーンベルク・ウェーベルンと並ぶ十二音音楽の代表者で、叙情的な音楽を残した。作品にオペラ「ボツェック」、弦楽四重奏曲「叙情組曲」など。
ベルリオーズ【Louis Hector Berlioz】
[1803〜1869]フランスの作曲家。標題音楽の先駆者で、ロマン主義運動を推進した。作品に「幻想交響曲」「ロメオとジュリエット」「ファウストの劫罰(ごうばつ)」など。
ベルレーヌ【Paul-Marie Verlaine】
[1844〜1896]フランスの詩人。象徴主義の代表者。音楽性豊かな詩法を確立。詩集「艶なる宴」「言葉のない恋歌」「叡知」。
ベートーベン【Ludwig van Beethoven】
[1770〜1827]ドイツの作曲家。主にウィーンで活躍。ハイドン・モーツァルトから古典派様式を受け継ぎ、発展させて、独自の境地を開いた。晩年は聴力を失いながらも、交響曲・協奏曲・ピアノソナタ・...