ユーイング【James Alfred Ewing】
[1855〜1935]英国の工学者・地震学者。1878年(明治11)来日し、東大で機械工学や電磁気学を教授。また、地震の研究を行い、振り子型地震計を製作した。83年帰国。
よこみつ‐りいち【横光利一】
[1898〜1947]小説家。福島の生まれ。本名、利一(としかず)。川端康成・片岡鉄兵らと「文芸時代」を創刊し、新感覚派の中心となった。新心理主義に立ち、昭和初期の代表作家として活躍。作「日輪」...
ライス【Elmer Rice】
[1892〜1967]米国の劇作家。表現主義的手法によって機械文明を風刺した「計算器」、裏街の生活を写実的に描出した「街の風景」などで知られる。
ラ‐メトリ【Julien Offroy de La Mettrie】
[1709〜1751]フランスの哲学者・医師。デカルトの影響を受けて「人間機械論」を発表、唯物論的、無神論的思想を説いた。ほかに「霊魂の自然誌」など。
リュミエール【Louis Jean Lumiére】
[1864〜1948]フランスの映画機械の発明者・映画製作者。映画の父と呼ばれる。エジソンのキネトスコープに刺激され、兄のオーギュストと協力して、1895年に撮影機・映写機「シネマトグラフ」を発...
レジェ【Fernand Léger】
[1881〜1955]フランスの画家。キュビスムから出発。のち、明快な構図の装飾的画風により、現代社会における機械と人間との調和をダイナミックに描いた。ステンドグラス・舞台装飾・映画製作なども行った。
ろ‐はん【魯般】
中国、春秋時代の魯の工匠。公輸般(こうしゅはん)ともいい、機械の製作にすぐれ、雲梯(うんてい)(城攻めに用いるはしご)を考案したという。後世、工匠の祭神とされた。生没年未詳。