い‐おうぶつ【韋応物】
[737ころ〜?]中国、中唐の詩人。京兆(陝西省西安)の人。蘇州刺史であったため韋蘇州とよばれる。陶淵明に心酔。自然詩人として、王維・孟浩然・柳宗元と並び称される。
とう‐せん【陶潜】
⇒陶淵明(とうえんめい)
なかえ‐とうじゅ【中江藤樹】
[1608〜1648]江戸前期の儒学者。近江(おうみ)の人。名は原。字(あざな)は惟命。日本陽明学派の祖。初め朱子学を修め、のち、陽明学を首唱して近江聖人とよばれた。熊沢蕃山・淵岡山(ふちこうざ...
はなわ‐ほきいち【塙保己一】
[1746〜1821]江戸後期の国学者。武蔵の人。幼名、寅之助。号、温故堂。7歳で失明。のち、江戸に出て賀茂真淵(かものまぶち)らに学び、抜群の記憶力により和漢の学に通暁。幕府の保護下に和学講談...
ひらが‐もとよし【平賀元義】
[1800〜1866]江戸後期の国学者・歌人。岡山藩士。本姓は平尾。脱藩後、平賀と称し、中国地方を流浪。賀茂真淵に私淑し、万葉調の歌を詠んだ。家集「平賀元義歌集」など。
みなみぶち‐の‐しょうあん【南淵請安】
⇒みなぶちのしょうあん(南淵請安)