かく‐き【郭熙】
中国、北宋の山水画家。河陽(河南省)の人。郭河陽ともよばれる。李成の山水画風を受け継ぎ、神宗朝の宮廷画院で指導。代表作「早春図」は台北市の故宮博物院蔵。生没年未詳。
こう‐しょうき【孔祥熙】
[1881〜1967]中国の政治家・実業家。山西省の人。辛亥(しんがい)革命に参加し、のち国民政府の産業・金融行政関連の要職ならびに行政院長を歴任。コン=シアンシー。
このえ‐いえひろ【近衛家熙】
[1667〜1736]江戸中期の公卿。摂政・関白・太政大臣を歴任、准三后。出家して予楽院と号した。書は当代一流と称された。
コン‐シアンシー【孔祥熙】
⇒こうしょうき(孔祥熙)
じょ‐き【徐熙】
中国五代南唐の画家。鐘陵(江西省)の人。花鳥画をよくし、墨の濃淡を主体に淡彩を添える手法により、孫(一説には子)の徐崇嗣(じょすうし)とともに徐氏体の創始者とされる。生没年未詳。
とういん‐さねひろ【洞院実熙】
室町時代の公卿。初名、実博。左大臣となったが、のち出家して元鏡と称し、東山に閑居。有職故実に明るく、東山左府とよばれた。著「名目鈔」など。生没年未詳。
パク‐チョンヒ【朴正熙】
[1917〜1979]韓国の軍人・政治家。1961年の軍事革命を主導し、63年に第5代大統領となる。第9代まで務め日韓基本条約の締結、経済の高度成長を促進。独裁に傾き、79年暗殺された。ぼくせい...
ひらおか‐ひろし【平岡熙】
[1856〜1934]実業家。江戸の人。汽車製造技術を学ぶため渡米。帰国の際「ベースボール」の指導書を持ち帰り、明治11年(1878)日本初の野球チームを結成。野球の普及につとめた。また三味線音...
ぼく‐せいき【朴正熙】
⇒パクチョンヒ