さとう‐さとる【佐藤さとる】
[1928〜2017]児童文学作家。神奈川の生まれ。本名、暁(さとる)。自費出版した「だれも知らない小さな国」が注目され、本格的ファンタジーとして評価を受ける。他に「おばあさんのひこうき」「小さ...
さるまる‐だゆう【猿丸大夫】
奈良後期または平安初期の伝説的歌人。三十六歌仙の一人。古今集の真名序にその名がみえる。
さわだ‐しょうじろう【沢田正二郎】
[1892〜1929]俳優。滋賀の生まれ。文芸協会・芸術座を経て、新国劇を創立。剣劇で大衆的人気を博し、「沢正(さわしょう)」の愛称で親しまれた。
サングイネーティ【Edoardo Sanguineti】
[1930〜2010]イタリアの詩人・小説化・批評家。新前衛派の代表的人物として、実験的な作品を発表した。詩集「栞(しおり)」、小説「イタリア綺想曲」など。
さんじょう‐さねとみ【三条実美】
[1837〜1891]幕末・明治前期の公家・政治家。実万(さねつむ)の四男。急進的攘夷派の指導者として、長州藩と提携。文久3年(1863)8月18日の政変で七卿落ちの一人として長州に逃れた。明治...
サン‐ジョン‐ペルス【Saint-John Perse】
[1887〜1975]フランスの詩人・外交官。作風は象徴主義的。1960年ノーベル文学賞受賞。作「追放」など。
サンテグジュペリ【Antoine de Saint-Exupéry】
[1900〜1944]フランスの小説家・飛行士。危機的な状況のなかで行動する人間を通して人間性の問題を追求。作「夜間飛行」「星の王子さま」など。
サンド【George Sand】
[1804〜1876]フランスの女流小説家。本名、オーロール=デュパン(Aurore Dupin)。ロマン主義的作風のあと空想的社会主義の影響を受ける。のち田園小説や童話を書いた。ミュッセやショ...
しばき‐よしこ【芝木好子】
[1914〜1991]小説家。東京の生まれ。本姓、大島。「青果の市」で芥川賞受賞。戦後、「洲崎(すさき)パラダイス」以下の連作で東京下町の特飲街を描く。他に自伝的三部作「湯葉」「隅田川」「丸の内...
しぶさわ‐えいいち【渋沢栄一】
[1840〜1931]実業家。埼玉の生まれ。一橋家に仕えて幕臣となり、パリ万国博覧会幕府使節団に加わって渡欧。維新後、大蔵省官吏を経て第一国立銀行を設立。各種の会社の設立に参画し、実業界の指導的...