ガタリ【Félix Guattari】
[1930〜1992]フランスの精神医学者・思想家。精神分析の手法を用いて現代文明批判を展開し、ポスト構造主義の先駆者の一人となった。ドゥルーズとともに既存の階層的体系を批判し、より横断的・流動...
らいゆ【頼瑜】
[1226〜1304]鎌倉時代の真言宗の僧。紀伊の人。字(あざな)は俊音。中性院流の祖。大伝法院・密厳院を根来(ねごろ)に移し、新義真言宗の教義を確立。著「大疏愚草」など多数。
り‐たいしょう【李大釗】
[1889〜1927]中国の思想家・政治家。河北省楽亭県の人。字(あざな)は守常(しゅじょう)。北京大学教授となり、マルクス主義・ロシア革命を紹介。また、新文化運動を指導。1921年、中国共産党...
リップス【Theodor Lipps】
[1851〜1914]ドイツの心理学者・哲学者。認識論・論理学・倫理学・美学は意識体験を確定する記述的心理学の基礎の上に築かれるべきだと主張。特に、美意識や他我認識における感情移入の意義を強調し...
リトレ【Maximilien Paul Émile Littré】
[1801〜1881]フランスの哲学者・言語学者。コントの弟子で、実証主義の普及に努めた。また、「リトレ辞典」とよばれる「フランス語大辞典」4巻、補遺1巻を編集。
りゅうかん【隆寛】
[1148〜1228]平安末期・鎌倉前期の浄土宗の僧。京都の人。法然に師事。東山の長楽寺に住み、多念義を主張。著「一念多念分別事」など。
りゅう‐けいいちろう【隆慶一郎】
[1923〜1989]小説家・脚本家。東京の生まれ。本名、池田一朗。はじめ本名で脚本家として活躍。今村昌平監督の映画「にあんちゃん」、テレビドラマ「鬼平犯科帳」などを手がける。のち隆慶一郎名義で...
りゅうこう【隆光】
[1649〜1724]江戸中期の新義真言宗の僧。大和の人。字(あざな)は栄春。将軍徳川綱吉の信を得て筑波山の知足院主となり、のちこれを江戸に移して護持院と改称。生類憐みの令を提言したという。通称...
りゅう‐しょうき【劉少奇】
[1898〜1969]中国の政治家。湖南省寧郷(ねいきょう)県の人。モスクワ留学後、1921年に中国共産党に入党。以後、労働運動を主に革命運動を指導。中華人民共和国成立後、国家副主席、1959年...
わだ‐よしもり【和田義盛】
[1147〜1213]鎌倉初期の武将。三浦義明の孫。源頼朝の挙兵以来軍功を重ね、幕府初代の侍所(さむらいどころ)別当となった。のち、北条氏の謀計により挙兵して敗死、和田氏は滅亡した。