さいとう‐こういち【斎藤耕一】
[1929〜2009]映画監督。東京の生まれ。映画のスチール写真家、脚本家を経て「囁きのジョー」で監督デビュー。昭和49年(1974)「津軽じょんがら節」で芸術選奨。他に「約束」「旅の重さ」など。
サイモン【Neil Simon】
[1927〜2018]米国の劇作家・脚本家。都会を舞台にした喜劇を得意とし、米国の演劇界を代表する劇作家として活躍。「おかしな二人」でトニー賞を受賞すると、同作の映画化に際して脚本を手がけるなど...
さるわか【猿若】
1 初期歌舞伎で、こっけいな物まねや口上の雄弁術などを演じた役柄。道化方(どうけがた)の前身。 2 1を主人公とした歌舞伎狂言または所作事。諸種の演目があったが、中村座の寿狂言として伝わる「...
シェパード【Sam Shepard】
[1943〜2017]米国の劇作家・脚本家・俳優。戯曲「埋められた子供」でピュリッツァー賞を受賞。その後も多数の戯曲を発表するかたわら、映画の脚本家や俳優としても活躍した。脚本「パリ、テキサス」...
シェーファー【Peter Levin Shaffer】
[1926〜2016]英国の劇作家。数多くの人気作を発表し、「エクウス」で米国トニー賞を受賞。モーツァルトとサリエリを描いた「アマデウス」で再びトニー賞を受賞すると、同作の映画化に際しても脚本を...
しまだ‐かずお【島田一男】
[1907〜1996]推理作家。京都の生まれ。満州日報の記者を経て、戦後作家活動に入る。新聞記者を主人公にした作品を多く書き、NHKテレビドラマ「事件記者」の原作・脚本を担当。他に「古墳殺人事件...
シャーウッド【Robert Emmet Sherwood】
[1896〜1955]米国の劇作家。反戦的な作品が多い。戯曲「ローマへの道」「白痴の喜び」、映画脚本「我等の生涯の最良の年」など。
しんどう‐かねと【新藤兼人】
[1912〜2012]映画監督・脚本家。広島の生まれ。本名、兼登(かねと)。戦後、吉村公三郎監督とのコンビで脚本家として活躍。昭和25年(1950)吉村らと独立プロダクションの先駆けとなる「近代...
そがのや‐ごろう【曽我廼家五郎】
[1877〜1948]喜劇俳優・作者。大阪の生まれ。本名、和田久一。明治37年(1904)曽我廼家十郎とともに劇団曽我廼家を結成、大阪の個性を強く身につけた俳優兼作家として活躍。のちに十郎と分か...
たかはた‐いさお【高畑勲】
[1935〜2018]アニメーション作家。三重の生まれ。はじめテレビアニメを演出・監督、のちアニメ映画の脚本・監督を手がける。「風の谷のナウシカ」など、宮崎駿(はやお)監督作品のプロデュースでも...