いずみ‐きょうか【泉鏡花】
[1873〜1939]小説家・劇作家。石川の生まれ。本名、鏡太郎。尾崎紅葉の門下。繊細優雅な文体で、独特の浪漫的境地を開いた。小説「夜行巡査」「照葉(てりは)狂言」「高野聖(こうやひじり)」「婦...
とくとみ‐ろか【徳冨蘆花】
[1868〜1927]小説家。熊本の生まれ。本名、徳富健次郎。蘇峰の弟。同志社中退後、民友社の記者となり、小説「不如帰」、随筆小品集「自然と人生」を発表して作家的地位を確立。のちトルストイに心酔...
なかにし‐ばいか【中西梅花】
[1866〜1898]詩人・小説家。江戸の生まれ。本名、幹男。読売新聞に入社して小説を発表。のち、詩に専念。著「新体梅花詩集」など。