ビラ‐ロボス【Heitor Villa-Lobos】
[1887〜1959]ブラジルの作曲家。国内各地の民謡を収集・研究し、民族音楽とヨーロッパ音楽を融合した作風を確立した。作品に「ブラジル風バッハ」など。
ピタゴラス【Pythagoras】
[前570ころ〜前496ころ]古代ギリシャの哲学者・数学者・宗教家。教団を組織し、霊魂の不滅、輪廻(りんね)、死後の応報を信じ、魂を鎮める音楽と、永遠不変の真理を教える数学を重視。万物は数の関係...
ファリャ【Manuel de Falla】
[1876〜1946]スペインの作曲家。民俗音楽を基調とした印象主義的作風から、後年新古典主義の方向に進んだ。作品にバレエ音楽「恋は魔術師」「三角帽子」など。
ふじやま‐いちろう【藤山一郎】
[1911〜1993]歌手。東京の生まれ。本名、増永丈夫。東京音楽学校在学中にデビュー、歌謡曲を音楽性豊かに歌い続けた。ヒット曲に「酒は涙か溜息か」「丘を越えて」「青い山脈」など。国民栄誉賞受賞。
ふじわら‐の‐きんとう【藤原公任】
[966〜1041]平安中期の歌人・歌学者。通称、四条大納言。故実に詳しく、また、漢詩・和歌・音楽にすぐれた。「和漢朗詠集」「拾遺抄」「三十六人撰」などを撰。歌論書「新撰髄脳」「和歌九品」、家集...
フランク【César Auguste Franck】
[1822〜1890]フランスの作曲家・オルガン奏者。バッハなどのドイツ音楽の手法を受け継ぎ、晩年独自の形式を確立。作品に、オルガン曲、バイオリンソナタのほか「交響曲ニ短調」など。
ブクステフーデ【Dietrich Buxtehude】
[1637ころ〜1707]ドイツのオルガン奏者・作曲家。後半生の40年は、ドイツ北東部のリューベックの聖マリア教会のオルガン奏者として活動した。また、「夕べの音楽会」を主催して多数のオルガン曲を...
ブラームス【Johannes Brahms】
[1833〜1897]ドイツの作曲家。ドイツ古典音楽の伝統に立ち、19世紀後半のロマン主義を代表する。作品に、「ドイツレクイエム」のほか4曲の交響曲、歌曲など多数。
ブリトゥン【Benjamin Britten】
[1913〜1976]英国の作曲家。英国音楽の伝統に立脚しつつ、新鮮な息吹をもつ曲を作った。作品に、オペラ「ピーター=グライムス」、「戦争レクイエム」など。ブリテン。
ブーレーズ【Pierre Boulez】
[1925〜2016]フランスの作曲家・指揮者。メシアンに師事。シュトックハウゼンらとともに前衛音楽の担い手となった。