ボルケナウ【Franz Borkenau】
[1900〜1957]ドイツの社会思想史学者・政治学者。ドイツ共産党やコミンテルンなどで活動し、ナチス政権成立後は英国に亡命した。著「封建的世界像から市民的世界像へ」「スペインの戦場」など。
マデロ【Francisco Indalecio Madero】
[1873〜1913]メキシコの政治家。1910年、国民の武装蜂起を呼びかけてメキシコ革命を開始させ、翌年大統領に就任したが、右派のクーデターで暗殺された。
マレルブ【François de Malherbe】
[1555〜1628]フランスの宮廷詩人。古典主義作詩法の先駆者。フランス語の整理・純化に努めた。
ミッテラン【François Mitterrand】
[1916〜1996]フランスの政治家。第21代大統領。マンデス=フランス内閣の内相、社会党第一書記などを歴任したのち、大統領に就任。2期大統領を務めた。在任1981〜1995。→シラク
メーリング【Franz Mehring】
[1846〜1919]ドイツの社会主義者・歴史家・文芸理論家。1891年、社会民主党に入党、機関誌「新時代」の編集を担当。マルクス主義理論家として党左派に属し、のちスパルタクス団・共産党の結成に...
モーリアック【François Mauriac】
[1885〜1970]フランスの小説家。カトリックの立場から、心理小説の手法で人間性の内に潜む罪の問題を描いた。1952年ノーベル文学賞受賞。作「愛の砂漠」「テレーズ=デスケルー」「蝮(まむし)...
ライト【Frank Lloyd Wright】
[1867〜1959]米国の建築家。環境と一体化した有機的建築を提唱し、現代建築に大きな影響を与える。東京の帝国ホテル(現存しない)、兵庫の山邑(やまむら)邸など日本にも作品を残した。 [補説]...
ラウス【Francis Peyton Rous】
[1879〜1970]米国の病理学者。ニワトリのラウス肉腫がウイルスによることを確認。癌(がん)のウイルス研究の先駆けとなった。1966年ノーベル生理学医学賞受賞。
ラブレー【François Rabelais】
[1494ころ〜1553ころ]フランスの作家。連作「ガルガンチュワとパンタグリュエル」はフランスルネサンス文学最大の傑作とされる。
ラ‐ロシュフーコー【François de La Rochefoucauld】
[1613〜1680]フランスのモラリスト。フロンドの乱に参加。代表作「箴言(しんげん)集」で人間性の鋭い分析を的確に表現した。