アジソン【Joseph Addison】
[1672〜1719]英国の随筆家・政治家。18世紀随筆文学の興隆の祖。スティールと共同で「スペクテーター」紙を創刊。
アーランガー【Joseph Erlanger】
[1874〜1965]米国の生理学者。陰極線オシログラフを用いた神経の活動電位の測定に成功し、電気生理学の基礎を築いた。1944年、ノーベル生理学医学賞受賞。
エドキンズ【Joseph Edkins】
[1823〜1905]英国の宣教師・東洋学者。ロンドン伝道教会から派遣され、北京・上海で布教した。著「中国口語文法」など。
グルー【Joseph Clark Grew】
[1880〜1965]米国の外交官。1932〜1941年駐日大使。太平洋戦争開戦まで日米の戦争回避に努力。国務省の親日派として戦後の対日政策立案に尽くした。著「滞日十年」など。
コンラッド【Joseph Conrad】
[1857〜1924]英国の小説家。ポーランド生まれ。船員生活の体験の海洋小説のほか政治小説を発表。人間の倫理性の問題を追究した。作「ナーシサス号の黒人」「闇の奥」など。
シュンペーター【Joseph Alois Schumpeter】
[1883〜1950]オーストリアの経済学者。1932年米国に移住。計量経済学会の創立者の一人で、その会長や米国経済学会会長を務め、企業者による新機軸(イノベーション)を中心とする独自の経済発展...
ディーツゲン【Joseph Dietzgen】
[1828〜1888]ドイツの哲学者・社会主義者。1848年の三月革命に参加。マルクスらとは独立に弁証法的唯物論に達した。著「人間の頭脳活動の本質」など。
ブラック【Joseph Black】
[1728〜1799]英国の化学者。フランスの生まれ。普通の空気と異なる気体として二酸化炭素を初めて区別し、化学反応を定量的に明らかにした。また熱現象を研究し、潜熱・比熱を発見。
ヨセフ【Joseph】
旧約聖書「創世記」の人物。ヤコブの子。父から特にかわいがられたため他の兄弟たちに憎まれ、エジプトに売られたが、のち宰相となって国を飢饉(ききん)から救い、父や兄弟たちと再会する。 イエスの母...
ルナン【Joseph Ernest Renan】
[1823〜1892]フランスの思想家・宗教家。実証主義に立って聖書を文献学的に研究し、キリスト教の歴史科学的研究を行った。著「キリスト教起源史」など。