シニャック【Paul Signac】
[1863〜1935]フランスの画家。新印象主義の代表者の一人。点描法を用いて、河や海港など水辺の風景を好んで描いた。
スウィージー【Paul Marlor Sweezy】
[1910〜2004]米国のマルクス主義経済学者。独占資本の構造や恐慌の分析で知られる。ハーバード大助教授を思想的立場から辞任し、雑誌「マンスリーレビュー」の編集者として評論活動に従事した。著「...
スカロン【Paul Scarron】
[1610〜1660]フランスの詩人・小説家・劇作家。すべてを滑稽化するビュルレスク(道化調)を創出した。小説「滑稽物語」、詩「戯作ウェルギリウス」、戯曲「ジョドレ」など。
セザンヌ【Paul Cézanne】
[1839〜1906]フランスの画家。印象派として活躍したが、のち、色面によって空間を構築する独自の様式を確立し、キュビスムをはじめとする20世紀絵画に多大な影響をもたらした。作「サント・ビクト...
ツェラーン【Paul Celan】
[1920〜1970]ルーマニア出身のドイツ系ユダヤ人の詩人。第二次大戦中はナチス‐ドイツによって強制収容所へ送られたが生きのび、戦後パリに居住。象徴主義・シュールレアリスムの影響を受けた。大胆...
ティリヒ【Paul Tillich】
[1886〜1965]ドイツ生まれの米国の神学者・哲学者。キリスト教的社会主義運動の指導者として活動、ナチス政権誕生とともに渡米・帰化し、信仰的実在論を展開した。著「組織神学」など。
ディラック【Paul Adrien Maurice Dirac】
[1902〜1984]英国の理論物理学者。量子力学と相対性原理とを結合し、ディラックの電子論を発表して反粒子(陽電子)を予測した。1933年、E=シュレーディンガーとともにノーベル物理学賞受賞。...
ド‐マン【Paul de Man】
[1919〜1983]米国の文学者・批評家。ベルギー出身。イェール学派の代表者の一人で、脱構築批評を展開した。著「読むことのアレゴリー」など。
ドルバック【Paul Henri Dietrich d'Holbach】
[1723〜1789]フランスの哲学者。ドイツに生まれ、フランスに帰化。百科全書の事業に参加。著「自然の体系」「キリスト教暴露」など。ホルバハ。
ナッシュ【Paul Nash】
[1889〜1946]英国の画家。第一次大戦に従軍して、戦争のなかで荒廃した自然を描く。戦争後は英国のシュールレアリスム運動を推進、幻想的な風景画や静物画を描いた。作「月下の柱」など。