ナトルプ【Paul Natorp】
[1854〜1924]ドイツの哲学者・教育学者。コーエンとともにマールブルク学派の代表者。存在の認識を基礎づける一般論理学を展開。意志の陶冶を重視する社会的教育学を提唱した。著「精密科学の論理的...
ハイゼ【Paul von Heyse】
[1830〜1914]ドイツの小説家。短編小説で知られ、詩・戯曲でも活躍。1910年ノーベル文学賞受賞。作「ララビアータ」など。
バレリー【Paul Valéry】
[1871〜1945]フランスの詩人・批評家。マラルメに師事し、純粋詩の理論を確立。詩「若きパルク」、評論「レオナルド=ダ=ビンチの方法序説」「バリエテ」など。
パウルス‐ろくせい【パウルス六世】
《Paulus Ⅵ》[1897〜1978]第262代ローマ教皇。在位1963〜1978。教皇として初めて、国連総会に出席。世界平和維持を呼びかけるなど平和運動に活躍。
パウロ【Paulos】
[前10ころ〜65ころ]1世紀のキリスト教の使徒・聖人。小アジアのタルソス生まれの、ローマ市民権をもったユダヤ人。ユダヤ教徒としてキリスト教を迫害したが、のち、半生をキリスト教の伝道にささげた。...
ヒンデミット【Paul Hindemith】
[1895〜1963]ドイツの作曲家。無調性対位法などの手法により、後期ロマン派から脱却した作風を開いた。また、やさしい実用音楽を主張。交響曲「画家マティス」など。
ヒンデンブルク【Paul von Beneckendorff und von Hindenburg】
[1847〜1934]ドイツの軍人・政治家。普墺(ふおう)戦争・普仏戦争に参加。第一次大戦ではタンネンベルクの戦いでロシア軍に大勝して国民的英雄となる。1925年、大統領に就任。1932年再選さ...
フォール【Paul Fort】
[1872〜1960]フランスの詩人・劇作家。象徴劇運動を推進。また、素朴な日常生活や風土を豊かなイメージでうたった。詩集「フランスのバラード」など。
フローリー【Paul John Flory】
[1910〜1985]米国の化学者。高分子物理化学のさまざまな分野で理論と実験の基礎を築き、重合反応、高分子溶液の熱力学的性質と粘性、鎖状高分子の統計力学などに多くの業績を残した。1974年ノー...
ブールジェ【Paul Bourget】
[1852〜1935]フランスの小説家・批評家。実証主義・科学万能主義を批判、心理分析を重視した。評論「現代心理論叢」、小説「弟子」など。