あかまつ‐よしのり【赤松義則】
[1358〜1427]南北朝・室町初期の武将。則祐の子。明徳の乱で山名氏追討に戦功をあげ、旧領美作(みまさか)を回復、播磨・備前と合わせて三国の守護職を兼ねた。また、侍所の所司となって四職(しし...
アルチンボルド【Giuseppe Arcimboldo】
[1527ごろ〜1593]イタリアの画家。ミラノ大聖堂のステンドグラス下絵職人を務めたのち、宮廷画家として長く活躍。物品や動植物を組み合わせて描く寄せ絵の肖像画で知られる。作「四季」「四大元素」など。
アルプ【Hans Arp】
[1887〜1966]ドイツからフランスに帰化した彫刻家・画家・詩人。簡潔な曲線を用いた有機体を思わせる具体美術(アールコンクレ)を作り出した。ジャン=アルプ。
いくた‐けんぎょう【生田検校】
[1656〜1715]江戸中期の箏曲(そうきょく)家。八橋検校の門人の北島検校門下で、生田流を創始。それまで別々に演奏されていた三味線音楽の地歌と箏曲を組み合わせて演奏。
おおしこうち‐の‐みつね【凡河内躬恒】
平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。歌合わせ・歌会・屏風歌(びょうぶうた)に作品が多い。古今集撰者の一人。家集に「躬恒集」がある。生没年未詳。
からい‐せんりゅう【柄井川柳】
[1718〜1790]江戸中期の前句付け点者。江戸の人。名は正通。通称、八右衛門。別号、無名庵。その選句を川柳点とよび、付句が独立して川柳とよばれるに至った。宝暦7年(1757)、「万句合(まん...
カルネ【Marcel Carné】
[1909〜1996]フランスの映画監督。ペシミズムを漂わせた作風で知られる。代表作「霧の波止場」「天井桟敷の人々」など。
きたの‐たけし【北野武】
[1947〜 ]タレント・俳優・映画監督。東京の生まれ。芸名、ビートたけし。漫才コンビ「ツービート」で人気を集め、個性派俳優としても活躍。深作欣二(ふかさくきんじ)が降板した映画「その男、凶暴に...
さわずみ‐けんぎょう【沢住検校/沢角検校】
室町末期から江戸初期に、京都で活躍した琵琶法師。虎沢検校の門弟で、初めて浄瑠璃に三味線を合わせて演奏したという。生没年未詳。
さんとう‐きょうざん【山東京山】
[1769〜1858]江戸後期の戯作者。江戸の人。本名、岩瀬百樹(いわせももき)。京伝の弟。篆刻(てんこく)を本業としながら、合巻「復讐妹背山(かたきうちいもせやま)物語」「教草女房形気」、風俗...