い‐おうぶつ【韋応物】
[737ころ〜?]中国、中唐の詩人。京兆(陝西省西安)の人。蘇州刺史であったため韋蘇州とよばれる。陶淵明に心酔。自然詩人として、王維・孟浩然・柳宗元と並び称される。
おう‐せいえい【汪精衛】
⇒汪兆銘(おうちょうめい)
けいか【恵果】
[746〜805]中国、唐代の僧。京兆府昭応(陝西(せんせい)省)の人。不空三蔵に従って密教を究め、日本では真言宗付法第七祖と仰がれる。空海はその門人。青竜寺和尚。
こうとく‐しゅうすい【幸徳秋水】
[1871〜1911]社会主義者。高知の生まれ。名は伝次郎。中江兆民の門下。明治34年(1901)社会民主党を結成、即日禁止される。日露戦争に反対し、堺利彦と「平民新聞」を創刊。のち、渡米。帰国...
しゅう‐ふつかい【周仏海】
[1897〜1948]中国の政治家。湖南省の人。日本留学後、国民党中央執行委員。のち、汪兆銘とともに重慶を脱出して南京政府の樹立に参加。第二次大戦後、戦犯として逮捕され、獄死。チョウ=フォウハイ。
そん‐こう【孫康】
中国、晋代の学者。京兆(陝西(せんせい)省)の人。家が貧しく油が買えないため、雪あかりで読書したという故事で知られる。→蛍雪
ちょう‐でんす【兆殿司】
明兆(みんちょう)の通称。
と‐じょかい【杜如晦】
[585〜630]中国、唐の政治家。京兆(陝西(せんせい)省)の人。太宗に仕え、房玄齢とともに、貞観の治の基礎を築いた名臣とされる。
むかい‐きょらい【向井去来】
[1651〜1704]江戸前・中期の俳人。蕉門十哲の一人。長崎の人。名は兼時。字(あざな)は元淵。別号、落柿舎(らくししゃ)。京都嵯峨(さが)の落柿舎に住み、芭蕉に師事。野沢凡兆とともに「猿蓑(...
ワン‐チャオミン【汪兆銘】
⇒おうちょうめい(汪兆銘)