あだち‐けんぞう【安達謙蔵】
[1864〜1948]政治家。熊本の生まれ。立憲同志会・憲政会・民政党の幹部。選挙の神様といわれた。逓相・内相を歴任。
いしい‐はくてい【石井柏亭】
[1882〜1958]洋画家。東京の生まれ。本名、満吉。父石井鼎湖(ていこ)に日本画を、浅井忠に洋画を学ぶ。明治末期には同志数名と近代版画運動の先駆となった「方寸」を創刊。二科会・一水会を創立。...
いとう‐げんぼく【伊東玄朴】
[1801〜1871]江戸末期の蘭方医。肥前の人。シーボルトに師事し、江戸に出て開業。牛痘苗による接種に成功し、同志とともに種痘所を開設。のち幕府の奥医師。
えおん【慧遠】
[334〜416]中国、東晋の僧。中国浄土教の祖とされる。廬山(ろざん)に入り修行・教化を行い、同志と白蓮社(びゃくれんしゃ)を設立。出家は王権に屈服する必要はないとする「沙門不敬王者論」を著し...
えびな‐だんじょう【海老名弾正】
[1856〜1937]宗教家・教育家。福岡の人。東京、本郷教会の牧師。のち、同志社大学総長。著「基督(キリスト)教十講」「帝国之新生命」など。
おおいし‐よしお【大石良雄】
[1659〜1703]播磨(はりま)赤穂(あこう)藩士。浅野長矩(あさのながのり)の家老。名は「よしたか」とも。通称、内蔵助(くらのすけ)。主君長矩の刃傷事件により浅野家断絶後、元禄15年12月...
こざき‐ひろみち【小崎弘道】
[1856〜1938]宗教家・牧師。熊本の生まれ。各地に伝道後上京、霊南坂教会を開設。基督(キリスト)教青年会(YMCA)を創立し、機関誌「六合雑誌(りくごうざっし)」を主宰。新島襄(にいじまじ...
このえ‐あつまろ【近衛篤麿】
[1863〜1904]政治家。京都の生まれ。日清同盟を唱えて東亜同文会・国民同盟会を組織。また、対露同志会を結成して対露強硬政策を主張。学習院院長・貴族院議長・枢密顧問官を歴任。
シャブロル【Claude Chabrol】
[1930〜2010]フランスの映画監督。「美しきセルジュ」で監督デビュー。「いとこ同志」がベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞し、ヌーベルバーグの旗手として注目された。作「二重の鍵」「主婦マリーが...
たかしま‐べいほう【高島米峰】
[1875〜1949]宗教家・評論家。新潟の生まれ。仏教清徒同志会(のちの新仏教同志会)を組織、仏教界の革新に努め、また廃娼運動などにも活躍。のち東洋大学学長。著「般若心経講話」「一休和尚伝」など。