かわかみ‐すみお【川上澄生】
[1895〜1972]版画家。神奈川の生まれ。北アメリカを放浪して帰国後、教職のかたわら木版画を制作。異国趣味の作風で知られ、詩画集などの木版本を刊行。
きくち‐ようさい【菊池容斎】
[1788〜1878]江戸末期・明治初期の日本画家。江戸の人。本名、武保。通称、量平。狩野派・土佐派などの画法を学び、有職故実に詳しく、歴史画にすぐれ、忠臣孝子たちの肖像画集「前賢故実」を木版本...
ごようぜい‐てんのう【後陽成天皇】
[1571〜1617]第107代天皇。在位、1586〜1611。正親町(おおぎまち)天皇の皇子誠仁(のぶひと)親王の第1王子。初名、和仁(かずひと)、のち周仁(かたひと)。儒学・和学を好み、古文...
ひしかわ‐もろのぶ【菱川師宣】
[?〜1694]江戸前期の浮世絵師。安房(あわ)の人。俗称、吉兵衛。号、友竹。江戸に出て版本の挿絵・絵本を多く描き、独自の美人様式を確立。また、歌舞伎や吉原の風俗などを肉筆画として制作、浮世絵版...