おか‐しかのすけ【岡鹿之助】
[1898〜1978]洋画家。東京の生まれ。岡鬼太郎の長男。フランスに留学。帰国後、春陽会に所属。スーラに学んだ点描画法と理知的構成の中に詩情をたたえた作風で知られた。文化勲章受章。
かいけい【快慶】
鎌倉前期の仏師。号、安阿弥(あんなみ)。運慶の父康慶の弟子といわれる。作風は運慶の剛健な表現に対して、安阿弥様とよばれる理知的で流麗な形式美を見せ、後世の仏像様式に大きな影響を与えた。作品に浄土...
かのう‐さんせつ【狩野山雪】
[1590〜1651]江戸前期の画家。肥前の人。名は光家。通称、平四郎。狩野山楽の門弟で、のち養子となる。理知的な構成の装飾画に独自の造形性を示した。
すぎやま‐やすし【杉山寧】
[1909〜1993]日本画家。東京の生まれ。松岡映丘(まつおかえいきゅう)に師事。理知的な構図と清新な画風で戦後の日本画壇をリードした。文化勲章受章。
ピエロ‐デラ‐フランチェスカ【Piero della Francesca】
[1416ころ〜1492]イタリアの画家。理知的な空間構成と的確な人物把握、清澄な色彩を特色とし、アレッツォのサンフランチェスコ聖堂の壁画「聖十字架物語」は15世紀ルネサンス絵画の傑作。