しもこうべ‐ちょうりゅう【下河辺長流】
[1627〜1686]江戸前期の歌人・国学者。大和の人。歌道の伝統主義の打破を主張し、万葉集の注釈・研究に新風を示した。著「万葉集管見」「林葉累塵集」「晩花集」。
たかはし‐よしとき【高橋至時】
[1764〜1804]江戸中期の天文学者。大坂の人。号、東岡。通称、作左衛門。麻田剛立(あさだごうりゅう)に師事。幕府天文方として寛政の改暦事業に成功。編訳「ラランデ暦書管見」。
やまじ‐あいざん【山路愛山】
[1865〜1917]評論家。江戸の生まれ。本名、弥吉。「国民新聞」の記者、「信濃毎日新聞」の主筆を経て雑誌「独立評論」を創刊。独自の国家社会主義を主張した。著「足利尊氏」「社会主義管見」「現代...