くろかわ‐ひろゆき【黒川博行】
[1949〜 ]小説家。愛媛の生まれ。高校美術教師などを経て「二度のお別れ」でデビュー。綿密な取材にもとづくリアルな描写の推理小説を多く書き、「破門」で直木賞受賞。他に「疫病神」「悪果」など。
たきがわ‐きょう【多岐川恭】
[1920〜1994]小説家。福岡の生まれ。本名、松尾舜吉。本格推理小説、時代小説、ミステリー、SFなど広い分野で作品を発表。巧みなストーリー展開と綿密な性格描写で多くの読者を得た。「落ちる」で...
にしき‐まさあき【西木正明】
[1940〜2023]小説家。秋田の生まれ。本名、鈴木正昭(まさあき)。自ら現地に赴いて綿密に取材したドキュメンタリー作品を多く手がける。「凍(しば)れる瞳」「端島の女」で直木賞受賞。他に「オホ...
ハルバースタム【David Halberstam】
[1934〜2007]米国のジャーナリスト。ニューヨークタイムズの記者としてベトナム戦争を取材し、1964年ピュリッツァー賞を受賞。その後も綿密な取材とダイナミックな筆致で政府の失策や大企業の内...
ふるかわ‐かおる【古川薫】
[1925〜2018]小説家。山口の生まれ。出身地である長州の幕末・維新期を、綿密に集めた史料に基づいて描いた硬派の歴史小説で知られる。「漂泊者のアリア」で直木賞受賞。他に「走狗(そうく)」「暗...
やまさき‐とよこ【山崎豊子】
[1924〜2013]小説家。大阪の生まれ。本姓、杉本。大阪を舞台にした小説で執筆活動をスタートし、「花のれん」で直木賞受賞。その後は綿密な取材に基づく社会派の問題作を数多く手がけ、人気作家とな...