ぎえん【義淵】
[?〜728]奈良初期の法相(ほっそう)宗の僧。大和の人。元興寺(がんごうじ)の智鳳に唯識を学び、岡寺(竜蓋寺(りゅうがいじ))を開いた。門下に玄昉(げんぼう)・行基(ぎょうき)らがいる。
ぎげん【義玄】
⇒臨済(りんざい)
ぎ‐こう【義公】
徳川光圀(とくがわみつくに)の諡号(しごう)。
ぎざん【義山】
[1648〜1717]江戸中期の浄土宗の僧。京都の人。俗姓、三魔(みま)氏。字(あざな)は良照。号、信阿。江戸増上寺の呑誉(どんよ)に師事。浄土宗典籍を校訂。法然の伝記「円光大師行状画図翼賛」6...
ぎしん【義真】
[781〜833]平安前期の天台宗の僧。延暦寺第1世座主(ざす)。相模の人。最澄に師事し、随行して入唐。帰国後、延暦寺の建立に協力し、師の没後、戒壇院を設立。修禅大師。
ぎじょう【義浄】
[635〜713]中国、唐代の僧。斉州(山東省)の人。玄奘(げんじょう)を慕ってインドに行き、帰国後「華厳経」などを漢訳し、三蔵の号を賜った。著「大唐西域求法高僧伝」「大唐南海寄帰内法伝」など。
ぎだゆう【義太夫】
⇒竹本義太夫(たけもとぎだゆう) 「義太夫節」の略。
ぎてん【義天】
[1055〜1101]高麗(こうらい)の僧。文宗の第4子。1085年に宋に渡り、華厳(けごん)・天台・律・禅を学び、帰国後、天台の布教に努めた。「新編諸宗教蔵総録」(義天録)などを刊行。大覚国師。
ぎどう‐しゅうしん【義堂周信】
[1325〜1388]南北朝時代の臨済宗の僧。土佐の人。号は空華(くうげ)道人。夢窓疎石(むそうそせき)に師事。足利義満に招かれて建仁寺・南禅寺などに住した。初期五山文学の代表者の一人。詩文集「...
よしひろ【義弘】
⇒郷義弘(ごうよしひろ)