身一つ(みひとつ) の類語・言い換え
ブックマークへ登録裸/身一つ/文無し の使い方
裸/身一つ/文無し の使い分け
- 1
- 「裸」「身一つ」は、金だけでなく、財産、持ち物のすべてがない状態をいうのに対して、「文無し」は、金の全くない状態のみをいう。
- 2
- 「身一つ」は、ただその人だけという意味でも用いられる。
裸/身一つ/文無し の関連語
- 裸一貫
- もっぱら男性に対して用いる。体以外は何の資本もないことを表わす。「裸一貫からたたきあげた」
- 素っ裸・丸裸
- 「裸一貫」と同じく、体以外には財産など全くないことを表わす。「すっ裸で出直しだ」「火事で丸裸になった」
- 身すがら
- 身ひとつ。「すがら」は、「それだけ」の意の接尾語。財産も持ち物もなく、頼りになる親、兄弟などもいないこと。「身すがら旅に出る」
- 無一文
- 金を全然持たないこと。「株で失敗して無一文になった」
- 無一物
- 金も持ち物も全くないこと。「むいちぶつ」とも。「天涯孤独無一物の境涯」
- おけら
- もとは博徒の隠語。所持金が全くなくなった状態。「競馬ですって、おけらになった」
- 素寒貧
- ひどく貧乏で体以外に何も持たないことを表わす俗語。「店がつぶれて素寒貧になった」
- すってんてん
- 金をすっかり使い果たして、なくなってしまったことを表わす俗語。「ばくちで、すってんてんになってしまった」
裸/身一つ/文無し の類語対比表
裁判に負けて…になる | ばくちで…にされる | …で出直す | |
---|---|---|---|
裸 | ○ | ○ | ○ |
身ひとつ | ○ | △ | ○ |
文無し | ○ | △ | - |
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